やっとこさ回ってきた私達の順番。


結論から言うと、waiting list に名前は載せるものの、

本日の便のチケットを持っている人が優先で(彼らを押しのけて飛ぶ訳にはいかない)

その人達にキャンセルが出て席が余った場合には、

私達にチャンスが回ってくるかもしれない、とそういうことだった。


ツアーがキャンセルされたり、空港に来ることができない人達がいて

キャンセルも多く出るでしょうとのエアライン側の予測だった。


飛行機が出発するのは、18時とか、19時以降だったように思う。

本日分のチェックインが済んでからあまった席が確定するので

私達はスタンバイという空港待機を余儀なくされた。

また夕方にカウンターの辺りに来てほしいという案内だった。


それにしても、こんなにも長く並ぶとは思っていなくて

PCその他の手荷物を見てもらっていたジョアンナに途中でメールをしつつ

ごめんね、まだ並んでいるのと説明をした。


ジョアンナからは、お手洗いに行きたいからこの場所を離れたいけどPCどうする?

PCだけでも一緒に持って行こうか?とメールが来たので

放置して盗まれても困るし、一緒に個室に持って行ってもらうことにした。


アルゼンチンのおじさんを待っている間、ジョアンナの台湾行の便について

JALからキャンセル待ちについての放送が流れていて、

「カウンターで手続きをして下さい」と説明していた。


でも、ある時気がついた。

何度も流している放送が、日本語のアナウンスだけだということに。

これじゃあ、ジョアンナは分からない。

ジョアンナからお手洗いに行く報告はあっても、

JALのカウンターに行かなくちゃいけない、という連絡もない。


Rちゃんに事情を説明して、列で待っててもらって、急いでジョアンナの所に走って行った。

台湾行のフライトは11時ごろを予定で、その時で既に10時近かった。


台湾行きの便に乗りたい人はJALカウンターに行くように放送が流れてるから、

今すぐ行った方がいいみたいだよ、と伝えた。

私はジョアンナに見てもらっていた荷物を急いでまとめた。

ジョアンナも、急いで寝袋の周りにある荷物をまとめて、

遠くにあるJALカウンターに向かって走って行った。


私は私で、その後もアメリカンのカウンターに並び続けなければいけなかったし、

台湾行のフライトに乗りたかったジョアンナとは、結局そこで会ったのが最後だった。


その後ジョアンナは、リストに名前を載せてもらった後、

ぎりぎりの所で席が確保できたらしく、走って搭乗口まで行ったみたいだった。

「急に呼ばれて急いで走らなければならなかったので、

連絡出来なくてごめんね。今やっとぎりぎりで飛行機乗りました。」

と、しばらくしてからメールが来た。



かなりの便が立て続けに欠航を発表している中、

ジョアンナの便は無事に台湾に飛ぶというのもラッキーだったし、

そういう便には乗りたいという人が殺到する。

ぎりぎりで席が取れて、ジョアンナは本当にラッキーだったなあ、と思った。


もしも逆に、言葉の分からない台湾の空港で一人でいる時に地震にあい、

そして寒さと余震の中、寝袋で夜を明かさなければならず

いつ日本に帰れるか分からないとしたら、どれだけ不安になるだろう。


日本人の私でこれだけ動揺したんだから、あの場で成田にいた外国人達はきっと、

日本人の私達よりもずっとずっと不安だったんだろうな、と思った。


そう思うと、ジョアンナの便が無事台湾に飛んだのは本当に良かったし、

その便を飛ばすまでには、目に見えない所で

JALを初めとする空港職員の方々の並々ならぬ努力があったんだろうと思う。


ジョアンナとは、Facebook を通じて今でもやりとりをしている。

先日、今ヒースローに到着しました、とアップされていたので

「ロンドンの空港はどう?成田よりずっといい時間が過ごせてるといいけど!」

とメッセージを送ってみたところ、返事が来た。

Hahaha, of course it’s so much better than Narita..at least no earthquake」

良かった、今度は楽しんでいるみたいで!