金曜日にお酒を飲みに行ったときのこと。
一週間の仕事を終えて、これから楽しい週末が始まる。


その週末を前に飲む金曜夜のお酒。
もうこの一口目がたまらない。たまらなーい!

空腹でのむ一口目が、胃に染み渡るこの一口目が
どうにもこうにもたまらないのよ!!!
と興奮気味にオーダーしたお酒を待つ。

そして待ちに待ったファーストドリンク到着。
よくぞいらっしゃいました。

そうしたら、店員のお兄さんがドリンクを渡しながら大きな声で
「お疲れさまでしたーー!!!」と言った。

それを聞いた周りの店員さんも、一斉に私達に向かって
「お疲れさまでしたーー!!!!」って言った。

よく聞く「お待たせいたしました」じゃなくて、

お疲れさまでした、だった。
本当にちょっとの違いだけど、なんだかとっても嬉しかった。


一週間頑張った後に飲むお酒が、

何倍も美味しくなった気がした。
お兄さん、どうもありがとう。


次の水曜日。
私は予定があって午前中お休みをした。
会社に着いたのは12時少し前で、

会社のビルの下に着いた時に、ボスに電話しようと思った。

何の電話かといえば、ランチが必要かを確認するため。
彼女は家から持参する時もあるけど、
そうじゃない時は大体私が自分のランチと一緒に買ってくる。

いつも、午前中からお昼1時くらいまでは
だいたい Conference call のオンパレードで、
とてもじゃないけど外に買いに行く時間がないからだ。

もしかしたら、今日もお昼がない上に買いにいけなくて、
とても困ってるかも知れない。
そう思って電話でランチが必要か聞こうと思った。


所が電話をしても出ない。
まあconference call の最中なんだから出られないよね、
ええと、どうしようかな。もう少し待つべきか。

待つといってもいつまでか分からないしなぁ。
でもメールなら返せるだろうから、メールで確認しよう。

そう思って携帯メールを作成し始めたその時に
ボスから私の携帯に折り返しの電話がかかってきた。

おお、ラッキー!ランチいるかな?
そう思って電話に出ると、ボスはいきなり私に
Are you OK? 」と心配そうに言った。


そしてそれは、午前中休んだ私が電話をしてきたので
もしかしたら体調が悪くて治らず、
午後も休みたいと電話をしてきたのかも知れない、
または急に何か起こって電話してきたのかもしれない、


そんな風に心配してくれたから聞いてくれたんだ、
ということがすぐに分かった。
そのくらい、心配して聞いてくれているのが伝わってきた。

"I'm fine, I just wanted to know if you need lunch today"

そう答えると
「よかった、ランチは今日は持ってきたから大丈夫。ありがとう」
とボスは言った。

ボスの言ったAre you OK? っていう、そのたった一言が
なんだか私の心をとっても幸せにしてくれた。


心配してくれていたボスの優しい気持ちが、
その一言に全て詰まっている気がした。

お疲れさまでした、Are you OK?

どちらも本当に短いたった一言の言葉だけど
びっくりするくらい、幸せな気持ちにしてくれる言葉だった。


すごく嬉しかった。