29日:

仕事でケーキを大量に(20個ぐらい・・)落としてしまい、上司に呼び出されました。

その事で怒られることは覚悟していましたが、それだけでなく2・3日前に備品が無くなった事についても言われました。

自分が使った後ちゃんと元の場所に置いたはずの備品が無くなっていたのですが、問題は無くなった事に対してではなく、見つからないまま(勤務終了の時間が来たので)帰った事でした。

『自分が(他のパートの人に)同じ事やられたら嫌な気分にならない?』

『一生懸命やってるんだろうけど、時々そう感じられない時がある』

『作業が他の人より遅い。みんなできる事だよ』

途中からは今日の事とは関係ない事柄にまで及んできました。

他の人達より自分は色々劣っていると感じているからこそ、頑張らなければという気持ちを強く持って毎日やっているのですが・・・

自分が悪いとはいえ、いくつも一気に言われると頭の中がぐちゃぐちゃになってきます。

恐れていた事がついに起きてしまいました。

職場でパニックの発作が出てしまったのです。


人に何か言われると、それが些細な事でも「自分は弱い」「生きている価値がない」と思い込んでしまいます。

もうひとりの自分が『お前どうしてまだ生きているんだ』『愚かしい』『早く消えてしまえ』と言っているとしか思えないのです。

重い何かで頭の中が一杯になり、自分の意思とは関係なく悲鳴があがり、涙が止まらなくなりました。

心療内科でもらっていた薬(万が一のためにとズボンのポケットに入れていました)を急いで飲みましたが、

息苦しさがすぐに止まる事はありませんでした。

上司は急いで水を持ってきてくれましたが、自分はずっと心の中で「死にたい」と叫び続けていました。

ひたすらに左手首を掻きむしりました。

僅かに擦りむいて血が滲んだだけでした。

もっと大きな傷ができればいいのにと思いました。

本当は、これ以前にも泣きたくなる事はたった3ヶ月足らずの間で何度もあったのです。

でももし職場で発作が起きたらクビになるかもしれない。

それだけは避けねばとずっと恐れていた事だったのです。


自分は普通の人とは違う。

自分はおかしい。

それは人がいる中で発作が起きた時、惨めな程に思い知らされる事です。

自分のせいで明らかに異常な空気感が作り出されている。

そのはずなのに、周りの人達は何事も無かったかのように作業を続けている。

みんな見てみぬふりをしているだけ。

本当はその見苦しい非日常にみんなが気づいている。

見えない視線が苦しくて、今すぐにでも自分という存在を消したかった。

その「見えない視線」は自分の思い込みにすぎなかったとしても。