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こんにちはカナイです。

 

動画を始める前に「皆さん、ごめんなさい。」

 

以前の動画「ビーガンが不健康になる理由」で

「食べない食文化は危険」と言いましたが、

その言葉を撤回させていただきます。

 

今回のテーマは、「 1日3食が人を不健康にする」です。

 

私たちは小学生のころから「1日3食しっかりたべましょう」と教わってきました。

しかし、最新医学によって1日3食は人間の体にとって害であり、

むしろ1日2食や1食の方が人間の体にとってベストであるということが明らかになっています。

 

僕は大学生になってから1日2食生活を送っています。

1日2食にしてから、全然疲れなくなって、集中力が上がって、病気にも全然ならなく

なりました。

 

今回は、なぜ1日3食が人を不健康にするのか、

そして、誰もが健康になれる最強の食事法と、最強の事故治癒能力「オートファジー」について

解説していきます。

 

ではいきましょう。

 

 

〇1日3食の弊害

 

◎1日3食は胃腸を疲れされ、体の不調を招く

 

人体において食べ物が消化されるまでの時間は、平均2~3時間、

脂肪分の多いものだと4~5時間程度です。

 

また、小腸は、胃から送られてきた消化物を5~8時間かけて分解し、

大腸は、小腸で分解しきれなかった水分を15~20時間かけて吸収します。

 

1日3食を食べてしまうと、前の食事で食べたものが、まだ胃や小腸に残っている

間に次の食べ物が運ばれてきます。

 

すると胃腸は休む間もなく、1日中消化活動をしないといけなくなり

どんどん疲れていきます。

 

胃腸が疲れると、体が疲れやすくなったり、肌や髪の状態が悪化したり、

胸焼けが起こりやすくなります。

 

腸が疲れ、働きが鈍くなると、消化しきれなかった食べ物が

腸内に残り、やがて腐敗し、アンモニアなどの有害物質を発生させます。

 

腸の中には

 

・善玉菌(消化を助け健康を維持する)

・悪玉菌(腸内を腐敗させ病気の原因をつくる)

・日和見菌(体が弱ると悪玉菌に変わる)

 

といった腸内細菌がおり、

健康な時は善玉菌が優勢になりますが、

腸の中には、老廃物や有害物質がたまると、腸内環境が悪化し、悪玉菌が優勢になります。

 

悪玉菌が優勢になると、下痢や便秘が起こりやすくなります。

 

また、腸内環境が悪化すると、免疫力が低下し、風邪や肺炎などの

感染症にかかりやすくなる、アレルギーがひどくなる、ガンが発生する

といったことが起こりやすくなります。

 

 

◎1日3食は現代人には食べすぎ

 

 

日本で1日3食の文化が広まったのは、つい最近のことで、

江戸時代に何かしらの原因で広まったと言われていますが、

 

江戸時代までは、武士や大工などの肉体労働者は1日2食が一般的でした。

 

1935年に、国立栄養研究所の佐伯ただす博士が

「日本人男性が1日に必要なエネルギーは2500~2700キロカロリーであり、

それを2食でとるのは難しい」と提唱しました。

 

しかしながら、現代では、1日に2500~2700キロカロリーはすこし多いのでは?と言われています。

基礎代謝量は30~49歳の男性で1500キロカロリー、女性で1170キロカロリー程度であり、

運動によって消費するエネルギー量を加えても、1日に必要なカロリーは1800~2200キロカロリー

であると考えられています。

 

人類は、200万年間以上を狩猟採集民族として生きてきました。

 

狩猟採集民族が1日何食たべていたかは、今のところ不明ですが、

冷蔵庫もスーパーもなかった当時の世界で、1日3食も食べていたとは思えません。

 

狩猟採集民族は、1日3~6時間ほど狩りをし、捕まえた獲物は、持ち帰って

すぐに食べました。

だからおそらく1日1食か2食であり、空腹状態が

長かったのだろうと思います。

 

私たちの胃腸が1日3食にうまく対応できないのは、

人類がもともと1日1食や2食で生きてきたからなのかもしれません。

 

人間の胃腸にとっては、空腹状態が長引くことが自然であり、

1日3食は不自然なんです。

 

 

 

 

◎1日3食は病気を招き、寿命を縮める

 

 

運動不足気味で消費カロリーの少ない現代人にとって、1日3食は

それだけで食べすぎになります。

 

食べすぎは体内の活性酵素を増やします。

活性酵素は、体内に侵入したウイルスや異物を排除してくれますが、

同時に、体のDNAや細胞までも傷つけてしまいます。

 

DNAや細胞が傷つくと体内の炎症レベルが上がります。

 

実際に長寿な人や、健康な人、ストレスレベルが低い人は、

体内の炎症レベルが低いことがわかっています。

 

また、ご飯やパン、甘い物、肉など、脂質の多いものを食べすぎると、血液中に

悪玉コレステロールが増え、それらが血管の壁に付着します。

 

そうすると、血管が狭くなって、血液の流れが悪くなり、

高血圧や心筋梗塞、脳出血、などがおこるリスクが高まります。

 

また、糖質の多いものを1日3食も食べていると、血糖値が上がりすぎ、

糖尿病になる確率も上がります。

 

僕も1日3食を食べていた頃は、心臓が時々ズキッと痛くなることが

あったんですね。でも1日2食にしてから、心臓が痛むことがなくなりました。

 

また、食べすぎは、体内の脂肪を増やします。

 

体内の脂肪が増えすぎると、血管やリンパ管の流れが悪くなることで心臓に負担がかかり、

高血圧や心臓病、むくみの原因になります。

 

また、内臓脂肪は、悪玉ホルモンを分泌し、

糖尿病やガン、心筋梗塞などの病気になるリスクが上がります。

 

1日3食を食べてよいことはほぼありません。

 

 

◎最強の事故治癒能力「オートファジー」

 

では1日3食がだめなら、1日何食たべるのがいいのか。

 

適切な食事量は人によって異なりますが、僕は1日2食か1食をおすすめします。

(もちろん無理しない範囲内でとどめてください。お腹がすいて我慢できなければ食べましょう)

 

なぜ1日2食や1食がいいのか。

それは空腹状態が長引くと、オートファジーが起こるからです。

 

オートファジーとは、空腹状態が16時間続くと起こる、

細胞の新旧が入れ替わり、体が内側からキレイになる作用のことです。

 

オートファジーは、体を疲れづらくし、集中力を高め、老化や病気を防いでくれます。

(オートファジーには、内臓脂肪を分解し、細胞内の老廃物を除去し、胃腸の調子をリセットする効果があるため)

 

オートファジーは空腹の時間が16時間続くと起こります。

 

16時間というと長く聞こえますが、例えば夜8時に夜ごはんを食べて、

睡眠をとり、次の日の朝食を抜いて、昼12時までまてば、それで16時間です。

また空腹時間中は、水分はとって大丈夫です。

 

このオートファジーが最強である理由は、空腹時間以外は何をたべてもよいという事です。

 

たとえば、ダイエットの場合、野菜中心の食生活にしたり、食べるものを選ばないといけないですよね。

でもオートファジーなら、体を細胞からリセットしてくれるので、この16時間

意外は何を食べてもいいんです。菓子パンやカップ麺などを好きなだけ食べても構いません。

 

16時間の空腹さえあればオートファジーがおこり、体が内側からよみがえります。

 

しかし、いいことづくめのオートファジーにも唯一デメリットがあります。

 

それが、「筋肉量が落ちてしまうこと」です。

(オートファジーには体の筋肉を分解する効果があるため)

 

食事量を減らせば、そのぶん体の筋肉も落ちてしまうので、

1日2食や1食にする場合は、合わせて軽い筋トレをしましょう。

 

 

まとめとして、

 

食べすぎによる害から体を守り、健康や若さを維持するシンプルな方法は

「ものを食べない時間をつくること」です。

ものを食べない時間をつくり、オートファジーを起こさせることで、

病気知らず、疲れ知らずの体が手に入ります。

 

誰もが健康になれる最強の食事法は

「ものを食べない時間を16時間つくること」です。

 

皆さんも1日2食や1食をぜひためしてみてください。

 

では今回は以上になります。じゃあね