サンアイリスの福女こと平塚さとみです。
昨日は、私が大学生の頃に所属していた
法政エバーグレーススキークラブの年に1度のOB会でした。
現役の大学生や、OB会が主催の会で、昨日は70名を超える参加者でした。
何が奇跡と言いますと、36年も続いたこと。
まずこのスキークラブを作ったのが
私の旦那と友人達。
その当時、スキーブームで、法政にも名だたるチームが幾つもありましたが、
やる時はやる!遊ぶ時は遊ぶ!
という、硬派と軟派な中間くらいのクラブは
実はありませんでした。
時はバブルの頃の話です。
その2年後に、私が高校時代の女友達3人と入部するのですが、私は半月前に初めてスキーに行き、ボーゲンしか出来ないのに選手並みの顔焼け。
しつこく勧誘されて、説明会に行きました。
私がもし、初スキーに行ってなかったら?
スキーで晴れる日が無かったら?
まず、そこまでしつこく誘われなかったのでは?
友人達も気に入ったクラブがあるというので、聞いてみると、同じクラブ。それがエバーグレース。
そこで、説明会に4人で行ったのです。
そして、入部したのですが、元々大学自体、女子が2割程度。
エバーグレースは、3年生も2年生も男子ばかり。
私たちが初めての女子部員となりました。
同期は男子も10名近く入りました。
おこがましいようですが、私たち3期生の入部が、クラブとして、ようやくカタチになったのでは?と思うのです。
当時は、
皆であれこれ試行錯誤しながら、
遊びの時はハチャメチャ遊び、よく呑み、スキーはちゃんとやる!!
そんな4年間でした!!
そして、昨日、殆んど初対面の後輩達と会って、
それらが、エバグレの部訓みたいになっているのを知りました。
長々書きましたが、
何を言いたいかと言うと
初期のメンバーは、
自分達の居心地の良い、
理想のスキークラブを作り、
楽しい大学時代を送ったのは事実ですが、
私を含め、誰も、
それが、36年も続くことは考えても無かったということ。
そして、誰も、長く続ける為に、
何かを学んでみたり、
人のマネをしたりしてなかったということ。
自分達が、
楽しく満足する為に、
改善することをしてはいましたが。。
驚いた事に、
私が大学時代に、
最強で、
長い伝統のあったスキーチーム4つの内、3つは今はもう無いそうです。
残りの1つも、スキーチームとしての
昔の栄光はないらしい。
今では、ちゃんとスキーをやりたいなら、
エバーグレースへ!となっているそう。
嬉しい反面、驚きを隠せない、初期のメンバー。
最近の若手や現役が、
かなりの成績を残していると聞いて、
そんなクラブの初期のメンバーが、
私達でいいのか?と、OB会に行くのを
避けていたのも事実。
昨日、久々に参加して、
1つわかったのは、
年代は違っても、
繋がっているものは
同じだということ。
それは、先輩から後輩へ。
またその後輩が先輩になり後輩へ。
この素敵な伝統の結果💕
旦那や友人達が、
決して繋げることに力を入れていた訳でなく、
自分の代の完結で考えたから、
繋がっていったのではないか?
それは、人生の様々な場面でも言えるのでは?
折角作ったんだから、繋げるという執着。
自分達が作ったというこだわり。
それらは、見事に皆無だったのは、
紛れもない事実。
卒業したら、バトンタッチ!以上という感じでした。
子育てでも、
友人関係でも、
仕事でも、
同じようなことが言えるのかもしれないな、と
このエバーグレースの歴史を感じて
そんなヒントをもらった気がしています。
そんな奇跡!!