今、SFを中心に刊行するハヤカワJA文庫のセールが行われています。
電子書籍のみで、全作品というわけではないのですが
円城塔や伊藤計劃など、名作も多く含まれているので私もいくつか買ってみました!
今回買ったのは
伴名練による「日本SFの臨界点 中井紀夫」「日本SFの臨界点 石黒達昌」
柴田勝家の「アメリカンブッダ」
小川哲の「ゲームの王国」の上下、
SFマガジンのアンソロジー「アステリズムに花束を」
の計六冊分です。
どれも以前から読んでみたいと思っていたのでいい機会になりましたね。
この中でとりわけ期待しているものを挙げると、
「日本SFの臨界点 中井紀夫」ですね。
伴名練はSFの知識がとても広く、アンソロジーの編者としても
作家としても高い評価を受けており、
その人が特定の作家の短編を纏めるということだけでも興味が出ます。
その上、その纏められているのがマジックリアリズムにも影響を受けた奇想作家であり、
紙の本が手に入りづらくなっていた中井紀夫ということで、
非常に期待値は高いです。楽しみですね!
今回はハヤカワJAのセールだったので日本人作家のSFばかりになりましたが、
最近は中国SFも面白いものが多く注目しています。
ここに写っている「三体」も今年完結して話題になりましたし、
他にもケンリュウ原作の映画「Arc」など
世間的にも認知度は上がってきましたね。
SFは世界を広げるので皆さんも興味があれば読んでみてください!
