コロナによってサッカーの各国代表の活動も止まっていましたが、
ついに約1年ぶりの親善試合となりましたね!
コロとコゲが振り返ってくれるみたいです。
-金曜日にカメルーン代表と日本代表がハルヘンヴァールトで試合を行いました。
-そうですね。日本代表は全員海外組で構成されているということも話題になりました。これは初めてのことだそうですよ。
-注目はレアルマドリード所属、現在はビジャレアルにレンタルされている久保建英や、リヴァプール所属の南野拓実、ビーレフェルトで好調な堂安律、この夏でのACミラン行きも噂された冨安健洋あたりでしょうか。
-カメルーン代表については。
-主力が何人か抜けていますし、フルメンバーとは言い難いですね。特にオナナなどは普段なら確実にスタメンなのではないですか。
-スタート時は4バックでしたね。
-はい。これまで日本代表は長らく4バックで戦ってきましたし、酒井や安西といった選手たちはSBがメインですからね。去年のベネズエラ代表との試合でのメンバーとほとんど変わらないものだったのは、急な代表戦で連携を深めるのが難しかったからということがあるでしょうね。
-ここで試合のスタッツを。
支配率は44%。パスも100本違います。
-特に前半は守備陣が跳ね返したボールを速く敵陣に運ぼうという意識が見られるも、相手選手に引っ掛けられることが多く、たまたまうまくいった時になんとかチャンスになる、といった印象でした。開始直後は鋭いプレスが見られたのですが、次第に自陣で相手を迎える体勢になったのも指示通りなのかわからない、という意味で疑問点ですね。
-その守備陣は堅実でしたよね?
-少し連携ミスでピンチを招く場面はあったものの、セリエA、リーグアンで主力を張る面々が揃う守備陣は安定感がありました。後半は3バックになりましたが、その後もいいパフォーマンスでした。
-攻撃陣と守備陣の乖離の理由はなんでしょう。
-例えば、単純に、所属クラブでの出場機会の差からくるコンディションの違いと言われてますね。他にも、W杯などトーナメント制の大会を見据えると守備は優先的に仕込まれるからだとか、守備の方が教えやすいからだという理由もありそうです。森保監督も広島時代は固い守備から速攻で仕留めきる、という試合展開も得意にしていましたから。
-後半はどうでしたか。
-3バックにして守備の安定を図り、また右WBに入った伊東が鋭い突破を見せ、久保の惜しいFKも見られるなど収穫はありましたが、やはり連携不足は否めません。問題は、森保監督がこれから選手の入れ替わり、アクシデントなどもある中でどれほど組織的な戦い方を植え付けられるかですね。W杯の延期はなさそうですし、1年のブランクは想像以上に重いかもしれません。
-ありがとうございました。
明日はコートジボワール戦ですね。いい試合を期待しています。

