遠い山は
雲に包まれて
町には湿気を含んだ重い空気が
満ち満ちています
夏になると「見て、滝のような汗」と
母が言っていたのを思い出します
汗っかきは母からの遺伝子
冷たいドクダミ茶をどうぞ
蒸し風呂と鉄板の上の日々
こんな時こそお肉かしらと
冷凍庫で固まっていた牛肉を
焼いて乗せただけランチ
野菜嫌いな人からは言われそう
バッタじゃないよ🦗サラダ
この夏のドラマ
「海のはじまり」について
ーネタバレありますー
8年前に別れ
それ以来一度も会っていなかった
学生時代の恋人南雲水季の死
その葬儀の場で
自分に娘がいた事を知らされる青年
月岡夏と
彼を取り巻く人たちのお話し
第一話終了後
月岡夏に感情移入し胸が痛くなる
月曜日の夜
第二話終了後
南雲水季と現在の恋人百瀬弥生にも
感情移入し強い女性の痛みを知る
月曜日の夜
大竹しのぶさん演じる亡くなった
水季の母
南雲朱音気持ち
大学をやめ1人で子供を産む決断を
した娘、母娘の間にどれほどの
葛藤と戸惑いの会話が
交わされたのだろう
自身も苦労して産んだ娘に先立たれ
孫の海の父親である月岡夏の存在を
知る
夏に対しては終始冷静に接しようと
しているが
内面の怒りと悲しみを隠しきれない
相関図
目黒蓮演じる月岡夏の気持ち
別れを切り出されて以来一度も会って
いなかった元恋人の葬儀の日に、
冷たい怒りを込めた言葉で
その母親から子供の存在を知らされ
困惑する
波風立たず生きていたい
優しくて優柔不断な夏に訪れた
あまりにも理不尽、と思われた事実に
ただ戸惑う
誰にも傷ついて欲しくない青年が
誰をも傷つけてしまう現実に
打ちのめされ、南雲娘の海に未だ
向き合えない
古川琴音さん演じる
南雲水季の気持ち
一見、身勝手に思える行動も
なぜその選択をしたのか
私には少し分かった気がして
これから明かされるであろう
愛する人の為に決断した彼女の
強さゆえに周りには理解されにくい
心
有村架純演じる現在の恋人の気持ち
年下の恋人に子供がいた事を
知らされる現在の恋人もまた
仕事もプライベートも決断の早い
どこか水季と似たところを待つ女性
さばさばとその事実を受け入れて
恋人の背中を押すように見えながら
彼女にもこのドラマのテーマである
命に繋がる過去の深い傷があった
事を知る第二話
お話しが進むにれて
登場人物の見え方が変わってきます
海のはじまり
海は命の始まりと終わりの象徴
それぞれが向き合う現実の先に
導いてゆくのが
南雲海という少女なのかもしれません
登場する全ての人物が幸せに
なりますように
第二話に
鳩サブレという鎌倉のお菓子が
水季の好物として登場します
これは亡くなった私の母も
大好きで今もお仏壇にお供え
しています
海が美味しそうに食べる姿に
母と幼い自分を重ね合わせ
胸がいっぱいになりました
おり〜ぶ
従兄弟の事があり
私には違う意味でも辛い
葬儀の場面でもありました
喪服はもう着たくありません
自分の葬儀の場でも喪服は
着て欲しくないと
姪っ子には言っておきましょう
