昨日は気温が20℃もあったのです

2月の20中旬だというのに

 

 

雨上がりで 気温20℃ 雲雲雲   昨日の空

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パラサイト」を観てきました!

 

 

 

上流階級の邸宅

 

半地下に住む貧困層

 

 

半地下の家のお手洗いは高い場所にあります

なぜかと言えば、一般の家の下水道管が 地下のこの位置に通っているからです。

 

 

 

 

アカデミー賞をとったとたんに

映画館は満席となりました。

 

一番前の席まで埋まっている館内を見るのは

「カメラは止めない」以来です。

 

 

 

 

映画を観終わってから家に帰るまで 深呼吸と深いため息を何回繰り返したでしょう

たぶん、混乱した感情を受け入れ切れなかったのでしょうね わたし。

 

最後まで微かな希望を持って観ていたのですがーどうにかHappyに終わってほしいー

それでも、終盤に近付くにしたがって不穏な空気を醸し出す父親が

不安な気持ちを誘います。

 

 

映画の最後に

か弱い明かりに浮かび上がった幻、まるでマッチ売りの少女のラストのよう

そんな微かな微かな夢と

マッチの明かりが吹き消されたような 絶望の余韻も残し

映画は終わります。

 

 

最後まで予測不能のブラックコメディー

などと書かれているのでお気楽に観に行ってしまうと

私のように深呼吸とため息をつきながら家路につくことになります。

映画の後半 息してなかったのかな私・・・

 

 

 

 

出演者のみなさま どの方も拝見したことのあるお顔ばかりです

 

上位10%の人たちが韓国の富の45%を生み出している

中間層不在の超絶な格差社会

それを真正面から描きながら こんな作品に仕上げるポン・ジュノ監督の才能。

 

 

 

と、とりとめなく書きましたが

けっきょく、ちゃんとした感想は・・・書けず 感情の混乱。

 

笑わせて凹ませて打撃を与え絶望の向こうに微かな希望を織り交ぜる

全ての糸が強い映画という立派な布を織りあげてしまう韓国映画は凄い、

観客の心に侵入して破壊する まさにパラサイト!

 

 

 

最後に、

この映画の中で象徴的に使われる雨と階段

大雨の日、追いだしたはずの家政婦が戻ってきたことにより

崩壊してゆくパラサイト

貧困の家族が豪邸から逃げ出すシーン

彼らがずぶ濡れで どこまでも下ってゆく階段

豪邸の中の二階に上がるモダンで美しい階段 地下に下りる暗い階段

 

 

 

 

 

 

ちなみに この映画の配給会社は ビターズ・エンド

なんだか意味深。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリーブはなんか混乱してるみたいなので

グダグダ文章    許してやってね

おり~ぶ

 

パラサイト 

監督 ポン・ジュノ

原作 ポン・ジュノ

出演 ソン・ガンホ  イ・ソンギュン  チョ・ヨジュン  チェ・ウシク  パク・ソダム

 

アカデミー作品賞

アカデミー監督賞

アカデミー脚本賞

アカデミー国際長編映画賞