★Yes

 

 

★この絵のテーマは『あるがまま』です。

 

 

清々しい青空の日、白い大きな花が咲く木の下で、

オレンジ色の袈裟を着たお坊さんが目を閉じて手を合わせています。

おだやかにほほ笑む頬には赤みが差していて、まだお若いお坊さんのようです。

そんなお坊さんの袈裟の陰から、一匹のうさぎが様子をうかがっています。

 

 

 ★聴く

 

今回はこの絵の「耳」に注目してほしいんです。

このお坊さん、福耳〜!それに、うさぎさんの耳はぴんと立ってますね。

うん、そうなんです^^

二人とも何かの音に耳を澄ませているような絵なんですね。お坊さんは手を合わせているから、祈っている絵だと思っていました。

うん。この絵を“祈っている”絵と見て解釈していくパターンもあるんですよ。でも音や声を聞いている絵としても、違和感はないでしょう?

はい。胸に手を当ててるから、とっても優しく音や声を受け取ってくれてるようにも見えますね。

あぁいいですね^^まさに、「聞こえてくる声に耳を傾けること」、そしてそれを「穏やかに受け取ること」が9という数の力でもあるんです。

 

 

ということは、9って聞き上手な数なんですか?

そうですね。話に耳を傾けてうんうんと聴いてくれるから、多くの人にとって話しやすいタイプですよね。

うんうんと聴くって、場合によっては結構疲れることだと思うんですが、9は平気なのでしょうか?聞いてうれしいことだったらいいけど、嫌なことだったらどうするのかな…

ああ、良いところに気づきましたね。平気じゃないとしたらどうすると思いますか?

う~ん…この人はお坊さんだからそもそもあんまり怒らないのかもしれないけど…何か言われて怒りが湧いてきたりしたら、ムカッとするけど同時に「修行が足りない!」って思うんじゃないでしょうか。

ほほう…修行が。

はい、たぶん修行を積めば誰かの言うことに心が乱れたりしないで、何を言われても穏やかにうんうんって聴いていられるんです。

面白い着眼点ですね。ちなみにその「修行」ってどんなものなんでしょう。

お坊さんだから…滝行とか、座禅とか…心の乱れを鎮めるための何かかなぁ…。

ふむふむ。例えば嫌なことを言われて怒りや悲しみが湧いた時、このお坊さんの心の中はどんな感じだと思いますか?

ムカムカして、心の中では相手を責めて反論しまくってるかも…同時に、そういう自分に対して情けない気持ちもになったり…複雑な感じです。

 

 

 

うんうん。…相手を責める気持ちと、自分を責める気持ちが同時に渦巻く感じですね。その複雑な思いを鎮めるためには、どんなプロセスが必要だと思いますか?滝行や座禅と同じように、自分一人でその思いに取り組むイメージで考えてみるとどうでしょう。

滝行とか座禅と同じなんだったら「自分を見つめる時間」をとる感じですかね?

うん、いいですね。自分を見つめる時間って、具体的には何をしているんでしょうか?

静かな場所で、無になって集中して、自分の内側に問いかける感じ…

うんうん。…自分の内側に問いかけて、心の声を「聴く」中でイライラやモヤモヤを解消していくんですね。

あっ、ここでも「聴く」がキーワードに。…誰かの声をうんうんって聴くだけじゃなくて、自分の心の声も聴くんですね。

そうなんです。自分の心の声もうんうんって聴いて、それを受け止めるんです。

この場合は、イライラしてる自分やモヤモヤしている自分をそのまま受け入れるってことでしょうか?

そういうことです。怒りを抑えようとか手放そうとかするんじゃなくてね。

えっ…怒ったままでもいいんですか?

いいんですよ。まずは自分の中の怒りをしっかり感じてあげてほしいんです。

自分の中の怒りを、しっかり感じてあげる…?

 

はい。怒ってるね、ムカッとしたよね、イライラしてるねって、怒りを肯定して受け入れるんです。

怒りを肯定して受け入れるって、“怒りと向き合う”とは違うんでしょうか?

似てるけど、少しニュアンスが違いますね。“向き合う”は問題の根本と対峙して解決させるイメージだけど、受け入れるは、ただ「そうだね」「そう感じたんだよね」って、そこにあるものを認識するだけです。そこに在る自分の気持ちや状態をそのまま肯定するんですね。

「そう感じたんだよね」…か…。当たり前のようでいて、意外と自分にそう言ってあげることって無いような気がします。

そうですよね。私たちはネガティブな感情をストレスに感じるから、早く手放したくて色んな方法をとろうとします。誰かにぶつけることでスッキリしようとしたり、理屈をこねて頭で納得しようとしたり、相手に怒りを感じるのは自分の中に理由があるんだ、って理由探しをしたり、気晴らしをすることで忘れようとしたり。

うんうん、そういう方法はなじみ深い気がします。「そこに在る自分の気持ちや状態をそのまま認識するだけ」、「そう感じたんだよねって自分に言ってあげるだけ」って…なんか、新しい!

(笑)新しいですよね。

 

 

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★そこに「在る」と認めること。

 

ジャッジのない

「そうなんだね」「そう感じたんだね」「そう思ったんだね」「そうしたいんだね」

9がやっているのはそういう肯定を自分にも誰かにも与えること。

 

ジャッジするのがいけないとか、9を持ってるとジャッジしないというわけではなくて、

個人の感想や価値観を語る前に、一旦全部を屈託なく「うん」と受け取る、という性質なのです。

 

それは感情や状態をそのまま「うん」と認めることなんですよね。

そこに「在る」私(や、あなた)をただただ、在ると認めること。

(認めるって決して上から目線の「許可」って意味ではありませんよ。)

 

在ると認めてもらえる。

実はそれだけで、意外とネガティブな意識や感情って、すっと落ち着いたりするんですね。

「それだけで」と言いましたが…これはなかなか、実際にやるのは難しいことだと私は感じています。

 

 

なぜ9という数にそういう性質が備わっているのか…とか

同じようにうんうんと聞く数、【3】とはどう違うのか…などなど

絵からだけでは読み解けない部分に興味がある方は、ぜひレッスンにお越しください♡

 

 

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