ラブラブで幸せな二人をご堪能下さい☆
これは、ブーシュカのウネをモチーフにしたお話です☆
実在するウネとは似て異なりますのでご了承下さい!m(_ _)m
〇ウニョガ=ブーシュカ・ウニョクちゃん
〇ドンヘ=ブーシュカ・ドンヘちゃん♪
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俺の誕生日はドンヘから色んな物を貰った。
手作りのケーキに愛の言葉、お揃いのTシャツ、それから…初めての……//////
だから、俺もドンヘの誕生日はめいっぱいお祝いした。
平日だったから、学校帰りにカフェで頼んでおいたケーキを取りに行って俺んちで食べた。
プレゼントも奮発して、お揃いで色違いのスニーカーを贈った。
ドンヘは凄く喜んでくれた。
「他に俺にして欲しい事あるか?」
そう聞いたら……。
「ウニョガの一日をオレに頂戴!オレ、ウニョガとずっと一緒にいたいから…駄目かな?」
なんて可愛い事を言うもんだから…次の休みに一日ドンヘに付き合う事に決めたんだ。
そして、今日がその決行の日!
俺もドンヘと一緒にいられるのが嬉しくて、朝からソワソワしっぱなしだけど…ここはスマートにドンヘをエスコートしなくっちゃな!!
大好きなドンヘの笑顔が見たいから―――。
「ウニョガ~!!」
待ち合わせた駅前。
ドンヘが満面の笑みで手を振りながらやって来た。
「今日はオレの為に有難う!ウニョガと一日いられるなんて夢みたいだ…/////」
頬を赤らめて上目使いでそんな事言われて、堪らずに俺はドンヘをギュッと抱き締めた。
「……ウニョガ、嬉しいけど人目が…」
はっ☆しまった!ここは駅前だった!!
俺はドンヘから離れると、咳払いをひとつ。
「ドンヘ、どこに行きたい?今日はお前の行きたい所に付き合うよ」
「ホント!?いいの?」
「ああ。遠慮しないで言ってみろ☆」
「オレ、水族館に行きたい!!魚が泳いでるの見てると癒されるんだ~♪」
ドンヘのその一言で、今日のデートは水族館に決定した。
「うわ~!!ウニョガ、見て見て!クマノミがいる~♪」
目をキラキラさせて水槽を見つめるドンヘ。
「可愛いなぁ♪」
『可愛いのは水槽の魚じゃなくてお前だよ…マジすっげぇ、可愛いし…/////』
なんて考えながら無言でドンヘを見つめていたら…。
「……ウニョガ、ちゃんと魚見てる?」
怪訝そうな顔で見つめられて超焦った!!
「へっ!?あぁ、見てる!ちゃんと見てっから☆」
「なら、良いけど…もしかして、水族館つまらなかった??」
思いっきり眉毛を八の字に下げるから、俺は慌てて否定する。
「そんな事、絶対ない!!ドンヘと一緒なら、例えテストでも俺は楽しめる自信あるし☆」
「何、それ!!……でも、安心した」
笑いながら瞳を伏せるドンヘが、愛しくて…。
「ごめんな、不安にさせて。本当は魚よりドンヘ見てた。可愛くて、つい…/////」
「えっ…/////」
真っ赤な顔で見つめ合う俺とドンヘ。
あぁ、もう駄目だ!!!
「ドンヘ、ちょっとこっち来て☆」
強引に手を引くと、物陰にドンヘを連れ込んで壁に押し付ける。
「ウ…ウニョガ!?」
薄暗い水族館は、俺には有り難かった。
「し…っ☆黙って」
「ん…っ!」
ドンヘの後頭部に手を差し入れて引き寄せると、いきなり唇を奪う。
「う…ふぅ…んっ…」
ドンヘから漏れ出る艶めいた吐息。
それが、一層俺を熱くさせた。
暫くドンヘとの口づけに酔いしれて…唇を離す頃には、ドンヘは立っていられずに俺にクタリと凭れ掛かっていた。
「はぁ…っ、ウニョガ…」
「いきなりごめんな。でも、我慢出来なくて…」
抱き締める腕に力を込める。
「びっくりしたけど…嫌じゃなかったから///」
俺の背にまわされたドンヘの腕が強く俺を抱き締めた。
「ウニョガ、好き…」
「俺も…」
俺達は幸せを噛み締めた。
「ドンヘってコツメカワウソに似てるよな~!!」
「嬉しいけど…オレ、あんなに可愛くないよ?」
水族館を堪能した俺達は、楽しかった事を口々に言い合って帰路に着いた。
「イルカのショーも楽しかったね~♪」
「あんなにジャンプ出来るなんて、すげぇよな☆」
ワイワイ話していたら、急にドンへが黙り込んだ。
「……どした?」
「帰りたくないな…」
「ドンヘ?」
「今日、ずっとウニョガといて…凄く楽しかったから…」
立ち止まった俺達は互いに見つめ合う。
「オレ、欲張りなのかな…。もっとウニョガと一緒にいたいなんて、迷惑なのに…ごめんね」
ドンヘの目がみるみる潤んで、伏せられる。
「……っ!」
俺はドンヘを抱き締めた。
「謝るな…。俺も同じだから、謝らなくていいから!」
「ウニョガ…」
震える手が俺のシャツの裾を握る。
「それに…誰が帰すなんて言った?」
「え…っ!?」
「俺の誕生日、お前さ…その…初めてをプレゼントしてくれただろ?」
「うん…///」
「だから、二回目は絶対にお前の誕生日って決めてたんだ」
「……!!////」
「今日一日、俺と一緒にいるんだろ?」
「うん…」
「帰らないでくれ、ドンヘ。愛してる」
「ウニョガ…!」
シャツの裾を掴んでいたドンヘの手が、優しく俺を抱き締め返す。
「有難う、ウニョガ…オレ、最高に幸せだ」
「うんと優しくすっから…」
「ウニョガなら、オレ平気だよ」
「パボ!そんな事言うなよ☆抑えらんなくなるだろ!」
「あ…でも、どこ泊まるの??オレ達、未成年…」
「大丈夫!イェソンさんから、知り合いがやってるってホテル紹介してもらったから☆安いけど、防音だけはしっかりしてるって言うからさ。実はもう予約ずみ!」
「………」
「……呆れた?」
「ううん☆惚れ直した!!」
ひとしきり笑い合った俺達は…。
「じゃあ、行こうか。お手をどうぞ、姫♪」
「宜しくお願いします、ウニョガ王子……/////」
そっと差し出された手を取って、俺達は歩き出す。
二人で幸せになる為に―――。
誕生日おめでとう!俺の大切なイ・ドンヘ。
俺達はこれからも…ずっと一緒だ!!
永遠に―――。

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ウニョガ視点のドンヘ・センイル話をお贈りしました~♪
ウネウネの二人には倦怠期はなさそうですね(笑)
ちょっと書いててウニョガに傾きそうになりました☆(;^ω^A
二人にはずっと幸せでいて欲しい!!
楽しんで頂けましたら幸いです。m(_ _)m
コツメカワウソの件は、この間お会いしたMさんが「ドンヘに似てるから、見てみて♪」って言ってたので画像漁ったら、確かに似ていたので引用させて頂きました(笑)
私は『くまモン』もドンヘに似てると思うんですが、如何でしょう…(●´ω`●)ゞ
特にビックリ顔のくまモンがそっくりだと思います!!
私的に、一番似てるのはブースカだとは思いますが…(;^_^A
他にも似てる物がありましたら、是非こっそり教えて下さいませ♪(*^.^*)
※画像お借りしました☆有難うございます!!