最近、番外編ばかりですみません☆
楽しんで貰えたら嬉しいです。(*^ω^*)
これは、ブーシュカのウネをモチーフにしたお話です☆
実在するウネとは似て異なりますのでご了承下さい!m(_ _)m
〇ウニョガ=ブーシュカ・ウニョクちゃん
〇ドンヘ=ブーシュカ・ドンヘちゃん♪
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「だから、奴とは何でもないって言ってるだろ!?」
「オレが言ってるのは、そういう事じゃなくて…ウニョガにその気がなくっても、向こうはそうとは限らないんだから気を付けてって言ってるんだよ!」
部室でバカップルの痴話喧嘩が始まった。
『まったく。仲が良すぎるのも考え物ですね。でも最近、特に多いような…』
なんて考えていたら、どうやらウニョクがキレたようだ。
「変な事言うなって☆俺、今日は先に帰るから」
ガタッと音がして、ウニョクが足早に部室を後にした。
そっと残された鈍ちゃんを伺い見る。
『あ~あ、どんよりしちゃって。そんな顔するなら言わなきゃいいのに…』
お節介は僕のキャラに合わないんだけどな。
仕方なく鈍ちゃんの側に近寄る。
「泣きそうな顔してますよ。部室での痴話喧嘩は迷惑なんで、やめてもらえませんか?」
呆れ顔で鈍ちゃんを見下ろす。
てっきり言い返されると思っていたら…。
「ねぇ。キュヒョナは不安になった事、ない?」
俯きながらそう切り出された。
「……鈍ちゃんは不安なんですか?」
「だって…ウニョガは優しくて格好いいし、人気者だもん。オレは地味だし友達も少ないし、他の人がウニョガを好きになるんじゃないかって…常に不安でさ」
とうとう、鈍ちゃんは机に突っ伏した。
「束縛したい訳じゃないしウニョガを信じたいのに、不安になるとどうしても疑り深くなっちゃって…こんな自分、凄くヤだ」
ついには鼻を啜り出した鈍ちゃん。
僕は溜め息をつきながら鈍ちゃんの頭を擦った。
「執着するのは相手が大好きだからです。心配なのは分かりますけど、程々にしないと本当に鰯に逃げられますよ。それでもいいんですか?」
僕の問いかけに顔をあげた鈍ちゃんは涙目で一言。
「それだけは絶対に嫌だ!!」
上目使いでウルウルと僕を見つめる鈍ちゃん。
『まったく…隙だらけじゃないか。鰯もちゃんと捕まえてないと、他の奴に拐われても知りませんよ!!』
「大丈夫です。鈍ちゃんが思う程、ウニョクヒョンはモテません。大体、不細工な鰯なんかより僕の方が断然モテますから!」
「えっ!?そうなの??」
一瞬、きょとんとした鈍ちゃんだったけど。
「…キュヒョナ、ウニョガは不細工じゃないよ」
思い出したようにそう言い放つもんだから、つい僕は吹き出してしまった。
「はいはい!そう思ってるのは鈍ちゃんだけですよ☆鰯のどこがそんなにいいんだか…」
「ウニョガはオレのヒーローだもん!!はぁ…何か安心したら気が抜けた~☆」
鈍ちゃんはそう言うと再び机に突っ伏した。
「ちょっとトイレに行って来ます。一緒に帰るんで待ってて下さいね」
「うん、分かった~!」
僕は部室を後にしてトイレの方に向かうと、スマホを取り出した。
「…今どこですか?あぁ、まだ近くですね☆10分で戻って来て下さい!!じゃないと鈍ちゃんを押し倒しますよ!いいですね?」
電話を切ると部室に戻る為に踵を返す。
「まったく、世話のやける…」
そう言いながらも僕は緩む頬を抑えきれなかった。
「キュヒョナ、てめぇ!!ドンへ無事か!?」
慌てて部室に飛び込むウニョクの目に映ったものは…。
キュヒョンからのプレゼント仕様にされて、すやすや眠る愛しいドンへの姿だった――。

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目が覚めたら鈍ちゃん、又謝りながら泣いちゃうかもですね(笑)
喧嘩するのは仲が良い証拠☆
キュヒョナ、グッジョブ!!!(*^.^*)b
※画像お借りしました。有難うございます!!