拙いお話ですが日頃の感謝を込めて、皆様へクリスマス・プレゼントです~♪
今回はウニョクサイドの物語です♪(*^▽^*)
実は、鈍くさいドンヘの周りは…意外な人だらけだった!?
それでは、どうぞ!!ヾ(@^▽^@)ノ
これは、ブーシュカのウネをモチーフにしたお話です☆
実在するウネとは似て異なりますのでご了承下さい!m(_ _ )m
〇ウニョク・ウニョガ=ブーシュカ・ウニョクちゃん
〇ドンヘ=ブーシュカ・ドンヘちゃん♪
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ある晴れた日。
「え?」
ドンヘから言われた一言に俺は聞き返した。
「ん~、だからお隣のヒョンがウニョガに会いたいから、是非連れて来いって」
「ちょい待ち!何で隣家のヒョンに俺が会わなきゃいけねーんだ??」
「なんかね、オレの事が心配なんだって。昔から鈍くさいし、本気で付き合う気ならまず俺に紹介しろって言われちゃって…」
「…てか、ドンヘ。俺と付き合ってるって、そのヒョンに言ったのか!?」
「うん。だって、ウニョガと気まずくなった時に背中押してくれたのヒョンなんだよ?なんかまずかった??」
「…いや、それならいいんだけどさ」
「小さい頃からよく面倒見てくれたんだよ。オレ鈍くさいのに…嫌がらずに実の兄弟みたいに良くしてくれた、大切なヒョンなんだ~」
「そっか。分かった☆なら、喜んで挨拶させてもらうよ!」
「ほんと!?わ~い♪ウニョガ、有難う~!!大好き~♪♪」
「おい、抱きつくなって!///」
この時の俺は知らなかったんだ。
ドンヘの言ってるヒョンが…まさか、泣く子も黙る『あの人』だったなんて―――。
「どーも。キム・ヒチョルです。ウニョク君、だっけ?宜しくな!」
「…………」
その顔をひと目見た瞬間、俺はフリーズした。
「ちょっと、ウニョガ☆どーしたの?さっきから大口開けて…」
小首傾げて心配そうに俺を上目使いで見るドンヘ。
可愛いな…///って、違う!違うっ!!
「お…おまっっ、ヒョンって!?」
「ヒチョリヒョンの事だけど、どーかした??」
「どーかした?じゃねー☆キム・ヒチョルと言ったら、天安の狂犬キム・ジョンウンを唯一ねじ伏せた伝説の人だぞ!!」
「え~!人違いじゃない?ヒチョリヒョンは凄く優しいよ~??ね~♪」
ドンヘがヒョンに笑いかける。
「はは…。実は同姓同名で良く間違えられるんだよねぇ☆困ったもんだよ」
ヒョンが笑い返す…けど、目が笑ってね~!!
明らかに嘘だ!だって俺、写真見た事あるし☆
「…ウニョク君、ちょっと」
「はぃい~!?」
やべっ☆声裏返った!!
肩を強引に抱かれて、ドンヘから少し離される。
耳に顔を寄せられて…。
「…今度、ドンヘの前でその話題振ったら…分かってんな?」
低い声で威嚇された。
「も…勿論ですよ~☆やだな~!!」
「よし☆聞き分けのいい子は大好きだ」
ヒョンが俺の肩をポンと叩いて離れると、ドンヘが心配そうに寄ってきた。
「ヒョン、なんだって?」
「へっ!?あぁ…今度浮気したら、お仕置きだって。ドンヘ泣かすなってさ☆」
「え~!あれ、嘘だったのにね~」
ふにゃんと笑うドンヘにつられて、俺も笑顔になる。
「あっ☆そーだ、ドンヘ!あいつがコンビニに顔出してくれって言ってたぞ。新作のお菓子とパン、試食して欲しいってさ」
ヒョンにそう言われて、ドンヘが更に笑顔になった。
「ほんと!?行く行く♪今からウニョガと行って来る~☆いいよね?」
「あぁ、俺は別に構わないけど」
そうドンヘに告げると、ドンヘは俺の手を引っ張った。
「じゃ、行こ♪ヒチョリヒョン、又ね~!!」
俺はヒョンに手を振るドンヘを横目に、ヒョンを振り返って軽く会釈する。
「おお!気を付けて行って来い☆あいつに宜しくな!!」
何となく、意味有りげに笑ったヒョンが凄く気になったけど…。
ドンヘに「早く、早く~♪」って急かされたから、そんな懸念も一瞬で忘れてしまった。
「あそこのコンビニだよ~♪なんかね、オレが美味しいって言った商品、必ず大ヒットするんだって~☆だから、新作出ると毎回試食お願いされるんだ~!」
「へ~☆ドンヘって先見の明があるのかもな。凄いじゃん!」
「ウニョガに褒められると、なんか嬉しい…。へへっ♪///」
あっ☆もう、その照れ顔は反則だって!
「ドンヘ…」
堪らずにギュ~ッて抱きしめると、ドンヘも俺に一瞬しがみ付いたけど…すぐ胸を押し返された。
「…ダメだよ、ウニョガ☆その、嬉しいけど人目が…///」
「あ…悪ぃ☆そうだよな、ごめんなドンヘ」
見つめ合ってモジモジしていたら、ふいに声をかけられた。
「ドンヘ、彼氏とイチャイチャするのは構わんが、時と場所を考えろよ」
「あっ☆イェソンさん、こんにちは~!!」
「…………!!!?」
俺は又もや大口開けてフリーズした。
「ウニョガ、どうしたの?又口開いてる…」
「だ…だって、おまっっ☆この人、天安の狂犬…」
慌てふためく俺に、天安の狂犬は微笑んだ。
「どーも。初めまして☆イェソンです」
又だ。又、笑ってるけど目が笑ってねぇし。
ここは突っ込まない方が身の為だ☆
「こ…こんにちは。初めまして、イェソンさん?」
「ふっ。君は空気の読めるいい子だな。宜しく、ウニョク君」
その時、俺の緊張を遮るようにドンヘが言った。
「あれ~??オレ、イェソンさんにウニョガの名前言ったっけ?」
「あぁ、さっきヒチョルから電話もらったんだ。ドンヘが彼氏連れてくから宜しくってさ」
「なんだ、そっか~☆」
ドンヘがそっと俺に耳打ちしてくる。
「ヒチョリヒョンとイェソンさん、付き合ってるんだ~♪あ☆でも、オレが言ったの内緒ね?」
マジか!?
唇に人差し指をあてて片目を瞑るドンヘ。
可愛すぎだろ…。だから反則だってば///
「奥のイートインコーナーに試食品用意してあるから。よかったらウニョク君もどうぞ」
「あ、すいません。なんか俺までご馳走になっちゃって…」
ドンヘは真っ先にイートインコーナーに駆け出して行く。
「気にするな。口止め料だ」
「あ…」
「まぁ、天安の狂犬がねじ伏せられたのは、力だけじゃなかった…って事さ」
「………/////」
ついつい、ヒチョリヒョンに組み敷かれるイェソンさんを想像してしまい、顔が赤くなった。
「ウニョガ~、何してるの~??早く~♪」
「おう☆今、行く~!」
その後はドンヘとあれは美味しい、これは不味いって食べながら議論した。
そんな俺達をイェソンさんは優しい目で見ながら笑ってた。
まさかドンヘの周りが、あんな凄い人達ばっかりだったとは…。
度肝を抜かれたけど、ドンヘなら有りうるかなって気がする。
何故なら、ドンヘは俺の天使だから!!




おわり
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ちーまるサンタからのプレゼント、楽しんで頂けましたら幸いです♪(‐^▽^‐)
皆様、よいクリスマスをお過ごし下さい~♪♪
※画像お借りしました☆ 有難うございます!