サイコロ@仙台  脳内お散歩ブログ


2月1日、成田早朝。



大山に登る前の 気持ちが引き締まる朝焼け。







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こちらは23日、ヴェネチアの海に落ちゆく夕陽。



取引先85名をお連れしての 海外研修旅行。

会社からは私を含め数名が添乗して、ご接待もろもろをするわけでございます。



イタリアは2度目、前はユーロが発行される1年前のことでした。




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25日、最終日。

パレルモからバスで2時間半。南海岸のアグリジェントの遺跡群。

今も暗い影を落とす 数奇な運命を辿ってきたシチリアにいて、偶然とは思えない出来事があったんです。



この日の早朝のこと… 3週間無休のムリと連日の寝不足がたたったのか、入浴しようと立ち上がったとたん、

ホテルの部屋で真後ろにぶっ倒れたらしく…

頭の後ろにでっかい 「こぶ」。

なんとか同室の先輩に助けられ、ゲストに知られることなくこの日の業務にもどったのですが、

バスに乗るまでの3時間ほどの記憶が遠い昔のことのように切れ切れだったのですショック!





大山をなんとか登りきる前の 呼吸困難叫び ともいうべき、大失態。

夜のパーティーでも、指示待ち状態のうつろな私…





そして27日。帰国してすぐに訪れた脳神経外科の診断は

まんまと「脳震盪」でございました。

経験してみて初めて知りましたが、記憶を取り戻した後も しばらく頭の反応はもどらないのですね。


人には気づかれないような些細なことなのですが、気遣いができなかったり。動きが鈍くふらついたり。心も体も思うように動かない。

時差ボケなんて無縁だった私も 自分の体力の衰えには驚きましたあせる


こんなハプニング、後にも先にも覚えがありませんカゼ



そんなこんなで、帰国後すぐに決まっていた研修も、集中力がなく、うまくいかない。

そして、そんな時って、「素」の私が また顔をだすのですね。



「表現していることに自信が持てない」

「自分の能力不足が恥ずかしい」

「一人じゃ何にもできない」…

「営業なんてもともと向いてないんだから やっぱり 無理なんだ」…

まるで、喉に何かつまったような不快感とともに、ずっとそんな思考が続く。

幼稚園の頃、人になじめずに いつも友達に声をかけられずにいた私。

なぜかひどい劣等感をはじめから持っていて、

でも父や母にも甘えられなくて、一人の世界が一番安心だった私。



自分を取り戻したかのような出来事のあとには、

また自分を無くすことに出くわす。



これには まんまと今まで何度も引っかかってきて、とらわれてきてきました。



そこで、今回わたしが気を付けてみたこと。

なるべく、やさしく、素直に。

叱咤も いったん受けいれて、そして流して、でもできる範囲でしっかり行動する。

ムリな空元気はださず、騒がず、ただ明るく静かにいる。



するとみなさん、「ばかだなぁDASH! 」「なにやってんだむかっ 」てな 反応は返しません。

ことあるごとに 誰もいない場所で きちんと「大丈夫?」 と気遣ってくれます。





私はばかで のろまな あほなんですが、

でもその「素」の自分を捨てることは きっと不可能なのです。

そんな自分は やっぱり自分なのです。



そんな 生まれたころから ひどい劣等感とともに生まれてきた私は、

40年経って、人といると、すべてのことで助けられるのだと 今やっとわかってきたみたいです。