タイの犯罪(詐欺編) | 微笑みの国タイランド場末探索

タイの犯罪(詐欺編)

日本と比べると諸外国は治安が悪いと言う。でもここ近年の日本の犯罪率検挙率、犯行の種類や内容を見ても、とても安全な国とは言えなくなってきている。
特に動機のない犯行や、知能犯、未成年や外国人の犯行が増加しているので、ある意味日本のほうが物騒かもしれない。近所付き合いも少なく、隣は誰が住んでるかわからない、近所同士のつながりでの防犯というのも期待できなくなっている。

タイはというと、もちろん犯罪も多いし、日本人はカモにされやすいので、よく狙われる話も聞く。
しかし、内容はほぼ100%お金絡みで、もし強盗にあってもお金を素直に渡せば命まではとらないと思う。女性の場合はその他に誘拐強姦などの犯行もあるだろうが、自分の場合男なんでその心配もない。

過去一度だけ観光地で詐欺まがいにあいかけた経験がある。このケースは全然恐いものでなく、ダマされたわけでもないので良かったが紹介をしておく。

初めてタイに行った時の事。観光地のお寺周辺を歩いていたら、子供が近づいてきて話かけてきた。手には日本の500円硬貨を何枚か持っていて、見せながらつたない英語でこう話す。

「この前日本人の客が、タイのお金が不足したから日本円で支払ってきた。でも硬貨は銀行で両替できないのを後で気付いて困っている。もし良かったらこの日本円を両替してほしい。」と。
見た感じその500円玉は偽物でなく本物。別に怪しい感じもなく、子供だからつい安心してしまいそうになるが、続けて出た言葉はこう。
「今の通過レートは1円3B(バーツ)くらいなので、この500円は1500Bになる。でも今両替してくれるなら500円は1000Bで良い。」

「ん????何かがおかしい。」と思う。通過レートが1:3くらいなのは知ってるので、計算は間違いはないが、何かフにおちず冷静に考えると。。。


そう、逆である。1Bが約3円というのが正解。慣れない時に逆で言われると、一瞬そうなのかと勘違いしてしまいそうになるが、それだと大損。
本来500円は200Bもしない。もしよく考えす、親切心で両替するとダマされることになる。
子供を利用して心理的に安心させる手も功名だが、日本人の親切心や慣れない通貨の換金の事をよく分かった上での計算されたやり口に、タイ人も頭を使って詐欺ろうとがんばってる?のはわかるが、少し詰めが甘いというか、この手でダマされる人は少ないと思う。

もちろん、自分はその場で「その計算はおかしい!」とツッこんで、両替しなかったけど、人によっては旅行で気分が浮かれて親切心でダマされた人も少しはいるんだろうなぁと。
まぁ一度ダマされたら同じ手はひっかからないだろう。
しかしもっと功名なヤリ方で大金をダマす輩もいるので、旅行前には事前に大使館の危険情報ページや、外務省のサイトの各国地域情勢ページから、その国の危険情報を勉強しておくこと。
http://embjp-th.org/indexjp.htm
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asia.html

海外に行くということは、その国の生活習慣や習わし、文化を見るだけ無く、自分もそれにならうのはマナーでもあるので、その国の情報は最低限調べてから行くのも大切。
それを知らずにダマされたり、マナーを守れず怒られても、それは自分の責任も少しはあるので文句は言えないかもしれない。
仮にダマされても高い授業料と割り切って諦めるが懸命。深追いして殺されたら身もフタもない。「命あってのモノダネ」だから。

旅行を楽しく、かつ安全に過ごす為の情報収集は、今のネット時代では簡単なことなので、このブログの情報が少しでも役に立てればいいかなと思う。
周りの誰もが詐欺しそうに見えるほど慎重になりすぎるのは、せっかくの旅行も台無しなので、何かあってもとっさの判断はせず、少しよく考えてから判断するべし。