実際に木材が製品として出来るまでをご覧になる方は少ないのではないのでしょうか?
今日は2点のちょっとしたお話です。
木が製品になるまでは以下の様な流れになっています。
林業を行っている方や、製材会社の社長などから多くの話しを伺いました。
1点目のお話は林業のお話です。
林業では毎年、大きな事故が起きてしまう事が少なくないとご存知でしょうか?
木を伐倒する際、安全点検を十分に行っていても足場の悪さや、伐倒の際に他の木に当たり倒木方向が変わり、人に当たってしまう事もある様です。
この他にチェーンソーがはね返り足を怪我してしまうなどの大変な作業だと伺いました。
一日に50本から多い方で100本もの木を伐倒するらしく、過酷さを感じました。
2点目はこの伐倒時期についてです。
材料を知り上手に使うには、伐倒時期も関係が大きいのです。
木には多くの水分が含まれていて、材料として使うには含水率を下げる必要があるのです。
一般的に人工乾燥と呼ばれる大きな釜に材木を入れ水分を抜く方法と、天然乾燥と呼ばれる倒木した材料を寝かして水分を抜く方法があります。
しかし乾燥を進めると割れてしまう事もあり、熟練された技が必要なのです。
そこで伐倒時期にもこだわり、『冬場の新月伐倒』と呼ばれる方法があります。
木には夏目と冬目があり年輪の様になっていますよね⁈
これは夏場は光合成などで成長が早く水分も多く含まれています。
そこで生木の状態で最も含水率が低い時期を見て、伐倒する方法なのです。
私も聞いてビックリしましたが、新月の時期は含水率が下がっている事をご存知でしたか?
この様な方法で伐倒された木材は狂いや、割れなどが起こりにくい良質な製品になって行く様です。
現在、林業の方とお友達になり矢祭に行く際は必ず食事をしたりお泊まりさせて頂いておりますが、この様な関係は非常に大切な事だと思います。
私は繋がる事で品質を知り良質な物を見極める事で、良質な住宅が出来ると考えております。
長く住む家だからこそ、家を求める方に本当に良い家づくりをご理解して頂ければ幸いだと思います。


