突然ですが…私とゆーつぁんは別の部屋で寝ています。
ゆーつぁんは一人寂しくベッドの部屋で、私とさわさわは二人で布団を並べてラブラブで寝ています
これにはいくつか理由があるのですが
(1)ゆーつぁんが夜中の授乳で起きてしまったら可哀想
※表向きの理由。実際はゆーつぁんは一度眠ったら朝まで起きやしないので、全然問題なし。
(2)部屋が狭く、3人で川の字になって寝るだけのスペースを確保できない
※これまた、表向きの理由。
(3)ゆーつぁんのイビキがうるさい
※そうです。これがホントウの理由です。
ゆーつぁんのイビキは本当にすごいので、一度ぜひ「イビキ外来」に行ってほしいとお願いしてるのですが。
イビキって体に良くないんでしょ?一応これでも心配してるのよ。ねっ、ゆーつぁん。
と、それは置いといて。
ある朝のことです。
いつものようにゆーつぁんは先に起きだして、さわさわと私が寝ている部屋のドアをそっと開きました。
そして、入口付近に立ったまま、私とさわさわが寝ている様子をじっと眺めます。
私は眠りが浅いほうなので、すぐその気配に気づいたのですが…
低血圧なので、なかなか目を開けることができません。
やがてさわさわが目をさまし
「ぶっぶーーー。あーぱーぱー」
と朝の発声練習を始めます。
くるりん!と寝返りをして、私の顔をベロベロ舐めはじめます。
でも、私は低血圧なので、なかなか目を開けることができません。
それを見ていたゆーつぁんがアナウンサー風に一言。
「母グマはまだ冬眠から覚めないようです」
母グマって…私?
(=◇=;)
…それ、かなり的確な表現だわ。
私は目をつむったまま、心の中で言いました。軽い屈辱感をおぼえながら。
薄暗い洞穴の中で、どっしりと横たわる母グマ(私)。
その横で無邪気に遊び回る子グマ(さわさわ)。
ええ。かつての合コン女王も、子供産んだらただの母グマですよ。
…でも、日々の育児に疲れ果てている妻に向ってクマとはひどくないか
母グマはむっくりと起き上がり、台所へと向かいます。
ちくしょー。今日の朝ごはんは納豆とごはんだけにしてやるっ
(  ̄っ ̄)
――――――――
読んでくださってありがとうございました。
「婚活珍道中」 続々更新中です♪