素敵なおばあちゃん

新幹線で関西に入った。

ひとつ六本木で仕事をしてからだったので、初めて品川から乗った

最近、名古屋に行く時は豊橋経由だから「こだま」が多く久しぶりの「のぞみ」で出発した�

いつもなら、しばらくたつと深い眠りにつくのだが、今日はたまった仕事を片付けるべく、鬼のようにパソコンと向かいあっていた

途中来るメールに返信、音楽を聞きながら軽くリズムをとりパワポやエクセル、スケジュール表とお友達

いや～我ながら時間を有効に使ったなぁと京都を過ぎたあたりで、パソコンをしまい、スーツケースに片しに行って戻ってきたら、隣に座っていたおばあちゃんに声をかけられた。

「よく働かれますねぇ。」
なんというかとても優しい、映画阪急電車に出てくるおばあちゃんみたいな感じ。
「本当にずーっとお仕事して偉いわねぇ。プログラマーか何か？」

いえいえ、ミュージカル俳優なんです。事務的な仕事をこういう時間を使ってやりきろうかと思って

おばあちゃんは先日、おじいちゃんを亡くしおじいちゃんの実家の方に供養に行った帰りだった。

喪服ではないけれど、黒いお洋服でとてもリンとされていて、７７歳ながらにパソコンもするし、一人で中国に行ったりまするアグレッシブなおばあちゃんだった。

お元気で素敵ですね☆というと、本当に元気というのはありがたい事ね。おかげさまでお父さんをしっかり見送る事ができたから。とおっしゃっていましたが、笑顔の奥に深い悲しみとおじいちゃんへの大きな愛を感じました。

今度の兵庫公演にぜひ観に来て欲しい。と思い、名刺だけ渡しました

こんなにも深い愛そして隣にいる私に声をかけ「活躍を応援しているわ。成功するように。でも、もう成功しているけどね�」と言えるおばあちゃん。

こんなおばあちゃんになりたいと思いました。

改めてそばに人がいて話しが出来たり声を聞けたりする事っては凄い幸せな事だなって思いました！
今は関西だから、北海道とはまた遠くなったけど明日、絶対電話で声を聞こうと思います

素敵な出会いに感謝します�