こんにちは。
2月19日(日)、福島県福島市の福島テルサにて、「第5回ひまわり甲子園全国大会」を開催いたしました。
今回の投稿では、ひまわり甲子園全国大会午前の部の様子をご紹介いたします。
※その①(会場ロビー編)をお読みでない方はコチラ
本大会の司会を務めてくださったのは、ラジオ福島アナウンサー山地美紗子様とNPO法人チームふくしま子ども理事の大和田紗希さんです。
山地アナウンサーは昨年の「第4回ひまわり甲子園全国大会」でも司会を務めてくださいました。紗希さんも昨年の「第4回ひまわり甲子園全国大会」で福島県代表として登壇してくれました。
※「第4回ひまわり甲子園全国大会」の様子はコチラ
午前の部、オープニングを飾ってくれたのは、山木屋太鼓様。
山木屋太鼓様は、福島県伊達郡川俣町を拠点に活動している和太鼓チームです。国内外での復興に向けた力強い意志を表現してきた活動が評価され、昨年日本音楽著作権協会の「第3回JASRAC音楽文化賞」を受賞されました。
山木屋太鼓さまの演奏後、オープニング映像をご覧頂きました。
オープニング映像後、NPO法人チームふくしま、本名創理事より開会宣言をいたしました。
続いて、12名のご来賓の皆さまをご紹介させて頂きました。
続いて、福島市都市政策部公園緑地課佐藤正四様よりご祝辞を頂戴いたしました。
祝電を披露させて頂きました。
公益財団法人社会貢献支援財団会長(内閣総理大臣夫人)安倍昭恵様、タレントのベッキー様より頂戴いたしました。
内容は、下記のURLよりご覧ください。
・公益財団法人社会貢献支援財団会長(内閣総理大臣夫人)安倍昭恵様
http://www.sunflower-fukushima.com/report/4813.html
・ベッキー様
http://www.sunflower-fukushima.com/report/4816.html
続いて、本プロジェクトの趣旨をNPO法人チームふくしま 藤島康広理事よりお話させて頂きました。
続いて、全国を代表して福島県の聖光学院高等学校野球部のみなさんが宣誓いたしました。
聖光学院高校野球部の皆さんは、福島県代表として、夏の甲子園大会に10年連続出場している強豪校です。
その野球部の皆さんは昨年、全国から届いたひまわりの種からひまわりを育ててくださいました。
※昨年の聖光学院高等学校野球部の皆さんへ種の寄贈式の様子はコチラ
http://ameblo.jp/sunflower-fukushima/entry-12138040152.html
いよいよ、各地区大会の代表と福島県代表計8団体・個人の発表です。
トップバッターは、東北地区大人代表 大和田愛真様。
愛真様はNPO法人チームふくしま子ども代表理事の大和田紗希さんのお母さんです。震災当時、ご自宅は福島県双葉郡富岡町にあり、福島第一原発事故により、ご家族での避難を余儀なくされました。避難先となる茨城県での生活やこの震災を通して感じたことや気づいたことを母親という視点から発表していただきました。
発表後、福島県教育庁 社会教育課 主幹 平久井淳 様よりコメントを頂きました。
今年度は福島県教育委員会主催の「子どもがふみだすふくしま復興体験応援事業」に採択頂き、8月に広島と京都へ、10月には熊本へ行き、福島の子どもたちと現地の子どもたちとの交流や発表を行わせていただきました。1月28日にはその成果発表会にも参加させていただきました。
続いて、学校法人聖光学院 聖光学院高等学校野球部 監督 斎藤智也様よりコメントを頂きました。
続いての発表は、九州・沖縄地区代表 熊本ひまわりプロジェクト 竹下賢二様。
熊本県は2016年4月に大地震に見舞われました。発表してくださいます熊本市在住の竹下賢二様は、ひまわりを植えて被災地の子どもたちに元気や希望を感じてもらおうと「熊本ひまわりプロジェクト」を発足させました。熊本の子どもたちの心の復興のために、福島ひまわり里親プロジェクトのひまわりの種を活用し、熊本の復興活動に取り組んでいます。熊本ひまわりプロジェクトは熊本市を中心に現在では3,000名以上の子どもたちが参加しています。その取り組みの様子や熊本と福島の絆を発表して頂きました。
発表後、福島県 総務部 風評・風化対策監(兼)知事公室長 野地誠様よりコメントを頂きました。
続いての発表は、中国・四国地区代表 渋谷 美恵様。
美恵様は「ひまわり甲子園2016中国・四国大会」実行委員長の渋谷晋太郎様の奥様でいらっしゃいます。ひまわりを育てる中で起こったエピソード、2014年に広島県海田市で行ったひまわりウエディングでの感動エピソード、熊本地震発生後の取り組みについて、支え続ける妻の視点から発表していただきました。
発表後、JICA二本松 業務課 副調査役 松田洋平様よりコメントをいただきました。
JICA二本松様では4年間継続的にひまわりを育て地域との交流に役立ててくださっています。
続いての発表は、関東地区代表 富士工業株式会社様。
富士工業株式会社様は神奈川県相模原市にあるレンジフードの開発、生産、販売を行う最大手企業です。東日本大震災で福島県白河市にある工場が被災しました。「被災した自分たちにもできることはないか」と模索していたところ、プロジェクトのことを知り、2年前にまず被災した白河工場で参加して下さいました。それがきっかけとなり、白河工場と本社工場との絆も深まり、現在はグループ全体で新入社員研修の一環として取り組んでくださっています。活動に取り組むことになったきっかけや企業の研修として取り組む仕組みについて発表してくださいました。
発表後、イオン株式会社グループ環境社会貢献部 部長 金丸治子様よりコメントを頂きました。
イオングループ様では全国のイオンタウン37か所と各地の幼稚園、保育園、授産施設などの協力施設96か所でひまわりを栽培して下さっています。
続いて、福島交通株式会社 鉄道部長 三浦賢一様よりコメントをいただきました。
福島交通株式会社様では、福島のひまわりの種からつくった「バイオエネルギー」を活用してくださっています。
続いての発表は、信州・北陸地区代表 長野県北部高等学校様。
長野県北部高等学校様は、長野県の上水内郡にあります自然豊かな高等学校です。生徒会が中心となって、全校生でプロジェクトに取り組んでくださっています。2016年8月の文化祭「北斗祭」に合わせて2500本のひまわりを育て、来場者へひまわり畑を公開しました。また、ひまわり畑で、福島の方々へのメッセージを送る活動「ひまわりスマイルメッセージ」も行いました。このメッセージはひまわり北斗祭のツイッターで見ることができます。
長野県でプロジェクトを広げてくださっている「福島ひまわり里親プロジェクト長野支部」の山田雅彦様より、初めにご紹介いただいたのち、発表映像をご覧いただきました。
発表後、福島県立大笹生養護学校 校長 片寄一様よりコメントを頂きました。
大笹生養護学校様では、牛乳パックを再利用したエコはがきなどのシードペーパーの制作にプロジェクトの種を活用してくださっています。
これにて、午前の部が終了いたしました。
午後の部の様子は明日のブログにてご紹介いたします。
つづく・・・