令和6年6月6日、88才の誕生日に

母はお隠れになりました


最近大河見てたので、お隠れをちょっと使ってみたかった

不謹慎かな?


シャレのような字面の日でした

その日は昼間に面会に行っていて、

いつもに比べて苦しそうな感じで


見た目もいつもと全然違うし


苦しそうだと、看護師さんを呼んだけど

酸素は最大で入れているので後は本人の灯火ですねと


酸素マスクをしてから、焦点もほぼ合わない状態でしたが

たまに数十秒だけ合います


この日も少しだけ目が合ったので、

今日は誕生日だよ、おめでとう

と話しかけると

うん、と頷きました


職員さんが手書きの誕生日カードをくれたので

それを見せると頷きました


ずっと腕を動かしていたから、

運動してるの?と聞くと

うん、と


じゃあ後でマッサージの人にお願いしておくね

と声をかけると、また

うん、と


苦しい?と聞くと

ううん、と首を振りました


88年お疲れさま、ありがとうと声をかけて帰宅しました



そして夜、施設から電話があり

急ぎそちらに向かっている道中で

モニターがフラットになりましたとの連絡


後5分くらいで到着したのに、行っちゃいましたね


涙は出るけど、寂しいのか悲しいのか辛いのか

何だか分かりません

たけど、まだ何かしてあげれた事あったのになという後悔はあります

申し訳ないという気持ちと、年齢的には仕方ないという気持ち

そして、もう施設に通ったり電話がかかってこないかとビクビクする生活が無くなった事に、

終わったな、という気持ち


自分は最期に間に合わなかったけど、1番良くしてくれていたヘルパーさんに見送った頂きました

それも母が敢えて選んだのかな?


そんなに仲良し親子って訳でもなかったけど

今、自分が楽しく生きていられるのは

母が産んでくれたからだと再認識


母ありがとう


さてこれから色々忙しくなるぞ