2007年インターネット広告市場
先日、電通から2007年度の広告市場規模が発表された。
日本の総広告費は7兆191億円で、前年比101.1%贈。
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20367761,00.htm
インターネット広告費は6000億円で
4年連続増加で124.4%成長。
テレビ、新聞、ラジオ、雑誌のマスコミ4媒体は3年連続して前年を下回る。
ついに雑誌を抜きさりTV、新聞につぐ市場になったのである。
TV: 19,981億円
新聞: 9,462億円
ネット: 6,003億円
「わーい!」
などと喜んでいて
本当にいいのであろうか。
市場規模が小さい時
ネット広告業界は
ドットコム企業などのベンチャー間で
拡大市場の中で戦ってきた。
ただ、既に3番目の市場
しかも唯一伸びている市場
当然資本力のある大手や異業種などが本格的に参入
既に、広告代理店では、
大手のネット系企業への
資本提携と業務提携などでじわりじわりと・・・
市場は伸びているが
参入障壁の低いネット事業はたちが悪い
既存のプレイヤーに加え
・無謀な価格破壊系、新規ベンチャーの参入
・大手資本の参入
市場規模が大きくなればなるほど
プレイヤーはますます増加し、
競争は激しくなるばかり・・・・・
そのような中、
我々のような中堅以下のネット企業は
どのような戦略をとればいいのであろうか。
市場は伸びているとはいえ
自社の市場での存在意義を確認し、
共存可能なパートナーを選択し
戦っていかないと先はない。
危機意識をもつことが大切である。