先日のサットサンガ。

引き続き、【カタウパニシャッド】を読んでおります。


死の神ヤマに3つの願い事を叶えてもらえることになったナチケータ少年。

一つ目の願いで、父の願いの成就・父との関係修復・自身の生き返りを願い(ん?一つ目にして、すでに三つほど叶ってない⁇笑い泣き

二つ目の願いで、「一旦生き返らせてもらって天寿を全うした後は、天界への切符をよろしく」と願い、

ついでに、死の神ヤマに気に入られたナチケータ君は、死の神の奥義「死を克服する(死ぬ前であっても、悲しみを克服し天界で喜びを得る)」まで教えてもらい、そのマントラ(魔法の呪文ドキドキ)に【ナチケータ祭祀】と自分の名まで刻むことを許される。
(さすが神ドキドキ大盤振る舞いやなひらめき電球


そんな、賢いナチケータ少年が、最後に願った三つ目のお願い。



さてさてドキドキ

ようやくドキドキドキドキドキドキ

このウパニシャッドの本題に入ってきましたねドキドキ




三つ目のお願いとして、ナチケータ少年は

「死とはなんなのだ?
あるものは『存在する』と言い
あるものは『存在しない』と言う。
本当のところはどうなのだ⁇
死の神なら知っているだろう⁇」と。




この願いに対して、

これまでクールだった死の神は途端に狼狽えます(イメージです笑)

「それについては、はるか昔から、神々でさえも疑問を持っていた」とか

「百歳まで生きることや、息子や孫に関することを願ってください」とか

「たくさんの動物、金、地上の広大な土地…そして、それを愉しめるように、あなたが望むだけ生きてください」とか

「ここに、二輪戦車と楽器とともに天女たちもいます。人間にはとても手に入らないようなこれらも全部持っていってください」とか言って必死に話を逸らし…

「どうか、死について聞かないでください〜あせるあせるあせる
と懇願します(何度も言いますがイメージですてへぺろ神に対して、なんて失礼ムキーとかのクレーム受け付けませんてへぺろ



それでも、ナチケータ君は追及の手を緩めません

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こんな件のところを読んでいる時に、

サットサンガの他の参加者さんが、

「ナチケータ君、欲がなさすぎません⁇」と突っ込んだ。




え⁇

そーなの⁇

だって、ナチケータ君。

もう今世では平和に穏やかに生きることが、二つ目の願い事までで約束されてるやん!(なんなら、来世での天界エンジョイ🎶も笑)

これ以上、別にお金も土地も動物も、ましてや天女なんか要らんくない⁇

と、私なんぞは、一蹴してしまったのですが…




これに対しての我らがグル、ゆかさんの返答がまた秀逸でしたチュー!!!!!!

ゆかさんはいつも、どんな質問にも、適切で誠意ある答えをくれるドキドキ
(これは、自分が言っているわけではなくて、グルが言わせているだけ、と、ゆかさんはいつも言うが。)



ーーーーー
ナチケータ君が、無欲、と言いますが…

これ、別にフツーのことですよ。

私たちだって、そーですよ。

私たちだって、これまで、いろんな甘いお誘いがあったのを、全部蹴って、この場でウパニシャッドを読んでいるんですよ。

例えば、私が昔やっていたバンドが大当たりしてメジャーデビューとかしてたら…

大金持ちになりたくて会社経営に忙しかったら…

子宝に恵まれて子育てに手を取られていたら…

美しくなって異性にモテまくっていたら…


ここで、こんなふうに、ウパニシャッド読んでる場合じゃないでしょ⁇


私たちは、
メジャーデビューも、お金も、子孫繁栄も、自身の美も…全て蹴って、真理を探究しているのです。

ナチケータ君と、なんら変わらないです。

ーーーーー
って。


なーるーほーどー!


私が、
そんなに美しくないのも、
そんなにお金持ってないのも、
そんなに能力が高くないのも、
そんなにお友達がいないのも、
…(自分で言いながら、少し落ち込んできました…笑い泣き
全て全て、私が望んでないからなのね。


逆に言うと、、、
美しい人は、
仕事が出来る人は、
お金持ちな人は、
友人に囲まれているリア充は、
全部、それを望んだから、持っているのね。


これが、ヒンドゥー教で言う、
「創造神イーシュワラが全てを用意している。全て祝福する準備ができている」ってやつなのか!!ひらめき電球目
(いつも、私はヴェーダンタ的な視点ですが、創造の世界の仕組みに関してはヴェーダ的(=ヒンドゥー教的)視点も一緒ですね)

そー考えると、ますます、世界は完璧なんだなぁ…と思い知らされます。


みんながみんな、望んだ自分になっているラブラブ


今ある私は、
ウパニシャッドを学べるだけの
経済的余裕と
時間的余裕と
理解できる知能
を望んだ結果なのだなぁ照れグッド!

納得納得照れ