館林市日本遺産「里沼」の水面に浮かぶ蓮をイメージしたインスタレーション作品「館林バトン」。

 

こんにちは。星素子(現代美術家・言葉アーティスト)です。群馬県立館林美術館主催たてびレポート星素子展示「館林バトン&エアハグ」はおかげさまで会期中盤もたくさんの方にご鑑賞ご参加いただいています。週末の公開制作やご来場者の参加型バトンで変化しつづける展示としてもご注目いただき、リピートしてくださるご来場者も増えているようです。(3回目!とかかれた参加バトンも♡)感謝とともに4回目となるREPORTをお届けします。

 

季節とともにだんだん日が暮れる時間もはやくなってきました。展示室1に入ると眼前に広がるインスタレーション作品「館林バトン」はいつも異なる表情でご来場者を迎えています。10/17(日)は美術館の1日のさいごの館内放送のBGMサン・サーンス「白鳥」がなり響く夕方に、茜色の空を映して詩情たっぷりの幻想的な世界をかもしだしていました。※星素子バトンプロジェクトでは「未来に手わたしたいバトンとは?」をテーマに地域バトンを展開しています。今回の小中学校ワークショップ授業で集めた館林の子どもたちのバトンの中には館林の夕/陽/空バトンも多様な理由であり皆に伝えようと会場から発信されています♪

 

展示室1の中央空間で展開しているインスタレーション作品「バトンの林」では、バトンを望遠鏡にしたり、くるくる静かに動いているバトンにあわせてまわって遊ぶ子どもたちの姿も^^。

先週はコロナの対策で1つだけ延期となっていた地域ワークショップも美術館で。参加希望者が多かったため密をつくらないよう2回に分けておこなわれ、ワークショップ室ではご家族単位でたっぷり1テーブルづつ使ってバトンづくりをしました。

展示室1では、館林の麦と米の2毛作の田んぼをイメージした「里沼バトン」ゾーンに田植えをするようにみんなで加えていきました。

 

上の写真「手バトン」の理由「子育てで大変な時に館林の人たちが手助けしてくれた」。ワークショップで移動した会場で理由を発表された時、しぜんにあたたかな拍手がわきおこりました。

 

参加バトン「鳥バトン」。美術館近くの多々良沼にやってくる野鳥への想いが表されています。

公開制作で高校3年生の少女から手わたされた「夢バトン」。理由に「美術の楽しさを伝えられる学校の先生になりたい!!」とかかれています。彼女は上毛新聞で紹介された本展示の記事をみて群馬県北部のまちから「1人で来ました」といい、展示をじっくり鑑賞した後この展示が教科でいうと美術だけでなく国語や現代社会(SDGs)にも通じていることを察知し理想のように思うと瞳を輝かせて伝えてくれました。

 

 

こちらも公開制作での参加バトンより「宙バトン」。

理由:色んな景色をみながら楽しみたい。

このようなおおらかな視点はこのご時世に共感を呼びそうですね。今も展示室1の「バトンの林」で人工衛星のようにくるくると静かにまわっていることでしょう。

 

会期中(〜11/7まで)参加できるBOXゾーンで、

あなたもバトンチャレンジしてみませんか?

 

☆--------- 展示作品より PHOTO GALLERY ----------☆

 

星素子作品「宀(うかんむり)の宇宙」2011(活版印刷)

東日本大震災を機に制作した作品です。

星素子作品「IMA-生きる」2018、2021再制作(アクリル、ガラス他)

建築会館ギャラリーで「BOX展」オーディエンス賞受賞作品。

当時は上からみると地球に見える!地球環境を考えた…と話題に。2021年版は宇宙に見えるかもしれません。象形文字の「生」をモチーフに、垂直と水平を発明した人類に想いをはせた作品です。

 

☆------MUSEUM SHOP 紹介 --------☆

 

会期中館林美術館ミュージアムショップでは星素子の作品や共著がお取扱い中です。

 

 

日常お使いいただけるペン立てやペーパーウェイトなどのガラス作品も多彩にご用意しました。展示でご注目いただいている作品「リサイクルバトン※」も限定数お取扱いされています。※作家が家で飲んだワインの瓶を再生して制作。

 

活版作品も多種ご用意しています。展示作品「宀の宇宙」(活版印刷)のはがきサイズバージョンは特に貴重かもしれません。

バトンプロジェクトのTシャツ&エコバッグ。(シルクスクリーン作家の手刷り^^)先日ツートンのミニトート追加しました☆

 

上:本展示「館林バトン&エアハグ」イメージ作品のクリアファイル。

下:本展示の協力企業「誠和製作所」(館林市)に協力いただき完成した「エアハグ-母型(展示作品)」の小型作品、ステンレスの「花器バトン」(印字2種)も限定数でお取り扱いいただいています。

 

#3のレポートで紹介した作品「AFTER3.11」ジクレー版画の限定版も

取り扱っていただいています。コレクター必見かもしれません。

 

 

言葉アート素ことば(循環型視覚詩/コンセプチュアルアート)の活版作品より。

タテ・ヨコ・ナナメ…自由に、漢字を、感じて。星素子

 

--------☆

 

さー、会期も後半!公開制作も佳境を迎えています。

 

☆次回の週末公開制作の予定日は 10月24日(日曜日)です☆

 

11/7の最終日まで変化しつづける作品展示にぜひご期待ください!

よろしければ会場で五感でお楽しみいただけたら光栄です。

ブログでもピックアップして紹介していきますので

見守ったり応援していただけたら幸いです。

 

☆アメブロ登録者の方、フォロー歓迎です♡

☆会場でお気に入りのバトンやマイバトンを見つけた方は

 #館林バトン をつけてマイバトンをSNSで発信してみてくださいね。

 

さいごまでお読みいただきありがとうございました!

 

寒暖差のはげしい時節柄、

おからだご自愛くださいね。

 

 


PS〈ご案内〉

群馬県立館林美術館「たてびレポート —開館20周年を楽しむ展覧会—

出展作家 星素子展示『館林バトン&エアハグ』 

 

展示告知PDF(美術館HPより)

http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/taterepo/hoshimotoko.pd

 

■会期 2021年9月18日(土)- 11月7日(日)休館日 月曜日 

■会場  群馬県立館林美術館  群馬県館林市日向町2003

星素子 展示会場[展示室1]※たてびレポート:展示室1〜4で開催 

■主催:群馬県立館林美術館 ■星素子展示協力:館林市日本遺産プロジェクト、丸富製紙㈱、㈱共和、日鉄ステンレスアート㈱、㈱誠和製鉄所、㈱クサカベ 

●群馬県立館林美術館ホームページ http://www.gmat.pref.gunma.jp/  

展覧会の概要・観覧料等は美術館HPをご覧ください

○館林美術館へのアクセスはコチラ

http://www.gmat.pref.gunma.jp/access.html

 

〈メディア〉

10/19(火)午後ラジオ「NACK5」で展示「館林バトン&エアハグ」についてON AIRされました♪もし聴かれた方がいらしたら感想教えてくださいませ☆

 

 

※上毛新聞、群馬テレビ、毎日新聞、東京新聞、館林CATV、NACK5に取材いただきました(10/20現在)。展示作品リストの詳細は会場の館林美術館「展示室1」にてご用意しています。

 

 

 

※ご来場ご参加者、ご依頼いただいた主催の館林美術館、星素子のアート活動ならびに本展示の企画構想にご理解ご支援いただいた複数の協力企業、館林市日本遺産プロジェクト、館林市内の学校・施設の関係者、美術館サポーターや関係スタッフのみなさま…準備期間から配慮を重ねて参加型展示がおこなえている事に、いまあらためて深く感謝しています。

 

 

すべてに☆感謝