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今年の蛍は去年よりも早く、飛び始めているそうです。
成虫のホタルは、湿度の高い所を好みます。
川面やたんぼの水面からは、人の目には見えませんが水分の蒸発がありますから、その近くではホタルが多く飛んでいます。
乾燥した場所ではホタルの寿命が短くなります。
季節的にも、湿度の高い梅雨の時期にホタルが出現するのも、湿度が高い時期と一致しているのではないでしょうか。
夜の9時以降の時間帯は草に止まって、交尾状態に入ったものが見られます。
雨が降っている夜でもホタルは飛びますが、その数は普段の日に比べて減っています。
ホタルはオスとメスが光で交信するために、ホタルが飛べる暗い場所があることが大切です
。
道路や住宅などが近くにできると、その照明の光を避けてホタルは暗い場所に集まります。
ホタルの飛ぶ時期には、その近くの街灯に覆いをかぶせるなどして、光が当たらない工夫がされているところを見かけます。
ゲンジボタルのオスは、同時発光を繰り返しながら集団をつくって飛び交います。
関西や九州地方では、発光間隔は約2秒です。飛び回っているものはほとんどがオスです。
メスはオスに比べて数が少ないのか、なかなか見つかりません。
草むらなどにじっとひそんでいますから、棒などを使って草むらを揺らして刺激を与えると光を出しますから、見つけやすくなります。
卵を産みやすいコケなどが生えている水辺で探すと、メスに多く出会うことがあります。
蛍はなぜ光るの?
蛍の光はオスとメスが出会うための合図。
メスの弱い光に対してオスが強い光を放ち、プロポーズしている。
蛍の持つ発光物質をルシフ ェラーゼという酵素で酸化させ、発光する仕組みになっている。
一般に見られるほたるの種類は?
蛍の仲間は世界中で約2000種類、日本では約40種類以上、うち約20種が沖縄に棲息する。
光る蛍の代表的なものは、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルなど。
蛍が棲むのに適した環境は?
きれいで流れがゆるやかな水場で、水温は15~20度がよい。
また、エサになるカワニナが棲んでいて、アルカリ性・有機毒物が少ない水であることも重要な条件。
蛍の数え方は?
一般に蛍の数え方は、1匹・2匹・・・と「匹」で数えられることが多いが、本来は、昆虫の数え方と同じで、1頭・2頭・・・と「頭」で数える。
蛍観賞の見頃
ゲンジホタルの観賞時期は5~7月、ヘイケホタルは6~8月が一般的。
月明かりがない・雨上がりで湿度が高い・風がないなどの条件が揃うと活発に活動する。
●蛍が多く飛ぶ気象条件
生暖かく感じ(20度以上)、曇っていて風のない夜に蛍が多く飛ぶ。
雨が降っている日、風の強い日、冷え込む日などはあまり飛ばない。
●蛍観賞に適した時間帯
夜19時30分くらいから徐々に飛び始め、20時台がピークとなり21時を過ぎると減ってくるのでその時間帯に合わせるとよい。
蛍観賞のマナー
■蛍の命は長くても7~10日。絶滅の危機に瀕している希少な生物なので捕まえるのは厳禁。手を触れず、そっと観賞しよう。
■蛍は明るい場所が苦手。懐中電灯や携帯電話などもつけないようにしよう。
■蛍はとても敏感な生き物なので、大きな音などに反応してしまうおそれがありますので、静かに蛍を観賞しよう。
最新の蛍出現傾向については携帯サイト「ウェザーニュース」、スマートフォン向けアプリ「ウェザーニュースタッチ」で確認できます。
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