最近、友達に勧められて読んだ本。
うちの娘はこのサードカルチャーキッズの典型的な例ではないんですけど。
典型例は駐在さん家庭で長く海外生活送ってるタイプの子供かな。自国の文化でも滞在先の文化でもないサードカルチャーで育っているから、いろいろ利点もあるけれど、難点もあることを指摘しているような本です。
以前このタイプ(海外を転々とする)の生活を送ってきたリアルのお友達のお母さんとお話させてもらった時、「娘を根無し草にだけはしないように気をつけた」と仰ってたのが非常に印象深く残ってまして。これを読むとほんとにそのお友達のお母さんは素晴らしい方だなと思うんですけど。
そういう根無し草になっちゃうなどなどいろいろな難点についても書いてありました。
私も娘に「韓国の感覚」をもたせるようには実は気をつけていまして。言語も一番は韓国語が優先。韓国で育っているのでそれが一番自然だと思います。でもできてない部分も多いですね。もう私が日本人な時点でもう無理。
もう日常の価値観が生活に表れちゃいますよね。時間や約束に厳しいとかそんな些細なことから。
なので…娘はサードカルチャーまでは行かないけど…第2.5カルチャーくらいなのかな??(←私が勝手に命名。)
一番私の中で面白かったのは特に明示はされていませんが、「グローバルな視点、グローバルな感覚が良いとも言えない」というような視点。なんか私達の世代(今の40代前半世代)ってグローバルな感覚を持つことは絶対的に良いこと、みたいな価値観で育ちませんでした?
この本はすべてが一長一短みたいな視点で書かれているのが面白かったです。カメレオンのように異文化に適応できる能力があるということは、逆に確固とした価値観がなくなる、とか。グローバル感覚のデメリットみたいなのにも言及してあって(でもグローバル感覚の利点も同様に言及してあって)そのバランス感覚が面白く感じました。
この本は国を越えて移動する子について書いてあるんですけど、多分日本国内でも結構当てはまると思うんですよね〜。都市部から田舎に引っ越しとか、関東から関西へ引っ越しとか。想像しているよりずっと文化的差異がありますよね!?![]()
私も色々国や地域を移動したりしてますけど…振り返ってみて一番カルチャーショックが大きかったと思うのは実は「運動部から文化部へ移ったとき」だったりします。
同じ日本なのに全然文化が違った。
ははは。
なんか全然まとまってませんが、サードカルチャーキッズを育ててるなーと思う方や、自分自身がサードカルチャーキッズだなと思う方にはぜひおすすめな一冊です。後は日韓家庭で日本と韓国を行き来しようとしている方にも。知っているか知らないかで大きく違うような気がします。また日本の転勤族の方でも結構参考になる…かな?