食洗機とCO2 | ayuの太陽光発電日記

食洗機とCO2

こんにちわayuです星

前回、食洗機の経済性について考えてみたんですが、今回は食洗機のCO2排出について考えてみようと思います。

CO2ってそもそも何なんでしょう?
二酸化炭素・・・そんなことは子供でも知ってることです。
じゃあ、二酸化炭素はどういう時に発生するの?
と聞かれると、「え~と、何かが燃焼する時・・・」なんて、だんだん怪しくなってくるんですが、
それで、「太陽光発電は何でCO2削減になるの?」
って聞かれると、一瞬分からなくなっちゃうんですね!(´Д`;)

家で太陽光発電しても燃焼しないから?
でも太陽光設置してない家とどう違うの?

なんて・・・普通に常識というか理科が得意な人は分かる事なんでしょうがねNG
答えは

家で使うエネルギー、例えば電気は主に火力発電所で作られ各家庭に供給されます。
火力発電所では電気を作るのに石油などの化石燃料を使います。
その時の燃焼によって二酸化炭素が発生する。
なので、家庭で自家発電を行えば、その分火力発電所でのCO2排出を削減できるビックリマーク


という事なんですね。
高校時代、化学が2だった私には全然考えたことない事実だったわけですが。
CO2って車の排気ガスだけじゃないって、ある意味常識なんですけど、分かってない人って結構いるんじゃないでしょうか。

そこで、食洗機のCO2排出なんですが、
ここでいう家電やその他の物のCO2の排出を計算する時って、
機器などの運転エネルギーによるCO2が主ではあるんですが、それに加え、
製造する時のエネルギー(基礎的な原料製造から製作、加工、流通までのエネルギー)
廃棄物として処理される時のエネルギー、
さらにリサイクル処理、加工されるエネルギー

を視野に入れないと本当の意味での算出はできないんですね。
なるほどな~とは思うんですけど、そこまで考えたことなかったΣ(・ω・

知ることは大事ですひらめき電球

今回は「暮らしの中のエネルギー」(電気学会)という本の中に食洗機のCO2排出を計算したグラフがあったので載せます↓
                       食洗機と手洗い1回あたりのCO2排出量

ayuの太陽光発電日記-グラフ


ちょっと見づらくてごめんなさいダウン
ここでは先ほどの製造時などのエネルギーは考慮されていません。
あと、洗剤も食洗機と手洗いではさほど違いがないだろうという事で無視されています。
食洗機A社B社・C社D社で「給水接続・乾燥あり」と「給湯接続・乾燥なし」で別れています。
この資料だと、食洗機は手洗いの半分ほどのCO2になっていますねビックリマーク
ガスによるCO2が結構多いんですね~。製造時のエネルギーを上乗せしても食洗機の方がエコのようです。

前回の経費と鑑みても手洗いはガス代もかかるし、CO2も多いしでエコじゃないってことなんでしょう。
でも、ガスの割合が多いって事は、
全部、水で手洗いすれば良いじゃん!
な~んて、自分が絶対出来ないことを言ってみたり(^_^;)
この資料は2001年のものですから、今はもっとエコな機器が出てるんでしょうね。

考えてみたら、食洗機を使って洗う場合でも、うちは鍋とか大きいものは手洗いだし、木製の食器も手洗いしてますから、一概には食洗機が絶対エコなんて言えないですよね。

でも、食洗機は手が荒れないし、時間がかからないし、熱湯洗浄だから衛生的だし、やっぱ省エネなので、
持ってない人は買った方が良いと思います、うん。

という事で、ここまでありがとうですラブラブ

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