ドラえもん声優交代2
昨日のエントリーを後で見ると、自分でも何が言いたいかさっぱりわからないので補足する。
内容的には今までとあんまり変わらないはずなんだけど、なんか軽くなったような印象を受けた。
でも、それが今風に元気のいい感じになったからなのかなあとも思う。
そういう違和感が随所に感じてしまい、純粋に楽しめなかった。
ぼくや人々の心に、その独特の声とともに刻まれた作品ゆえに、その世界観を瞬時に変えるのは誰がやろうとも無理だろう。
それゆえ、偉大な作品での声優交代の良し悪しって今すぐに判断するのは難しいなあと思う。
かつてルパン三世の声が変わったとき、そっくりさんを使ったのは、そういう批判を少しでも避けるためなのだろうが、かえって少しの違いが気になってしまった。
それよりは、今回のようにまったく変えてしまい再構築を目指した姿勢を、心から讃えたいと思う。
ぼくらの前のドラえもんの記憶が薄れ、新しいドラえもんしか知らない子供たちが育った時、初めてその評価が下されることになるのかもしれない。