「若者たちのニューノーマル」牛窪恵 著書。2020年 12月8日 日本経済新聞出版本部発行。

Z世代の特徴を前半で小説仕立て、後半で用語の解説をしている。Z世代とはTitter、Facebook、Instagramが始まった年でSNS世代とも言われている。

著者 牛窪恵さんはマーケティング関係の著者で、おひとりさま、草食系男子を世に広めた人である。

前半のZ世代の大学生の息子と父親が、ひょんなことから体が入れ替わってしまう。気持ちは父親でも、体は息子であることから世代間のギャップに戸惑いながらも息子のことを理解してゆく流れとなっている。

アイデアは良いが、
小説の文章がとても読みにくく難儀であった。
まあ、小説家ではないから。

コロナ禍で生活スタイルが一変したが、実は前からZ世代が求められてたことだと言う。地球環境に配慮したり富よりも人間らしい生き方を求め、家族や知人の健康と幸せを願う。

テレワーク、副業解禁、人材シェアリング、ジョブ型雇用なども前から本腰を入れて取り組みたいと思ってたが進まず。しかし、コロナ禍で急速に浸透してきた。

本のなかで知らないカタカナ言葉が多くあり、解説を読んで納得した。世相は新しいドラマなどにも影響を与えから面白い。