お断り:題名をフォト日記からツアー記に今回は変更してます。 
何故なら…今回のみ写真が少ないからですあせる

さて。。

夢の様な お城巡りを終えまして、
残る2泊3日はパリ滞在となりました。

先に書いたように、
お泊りホテルはモンマルトルの丘の下、
ムーランルージュから5分の所にありました。

ホテル自体は清潔で合理的で快適。
サクレ・クール寺院にも行き易いし
モンマルトルの雰囲気を楽しもうと思えば
良い場所ですが、
それは昼間のはなし。

一日中、他の観光地に出掛けて、
夜に戻って
夕飯を買い出しに行ったり、
付近で飲み食いするとなると…
緊張感なしでは歩けませんでした滝汗

欧米の方々ならそんな事もないのでしょうが、
なにせ慣れない東洋人の観光客。
斜めがけバッグのファスナー留めをしっかり持って周囲に目を光らせながら歩きます。

パリっ子さん達は「ぁぁ、アジアの人は大変ね。凄い目つきで睨まれたけど、許してあげよう」的な視線を送ってくれました笑い泣き



夕飯の買い出しは、
ムーランルージュの向かい側にある、
スーパー「モノプリ」へ行きました。

夜が訪れるのが20時30分近く。
気温30℃超えのキツい日差しと乾燥の日々。
夜はシャンパン白ワインシュワシュワ(アルコール入り)か、生ビールビールが欲しいところ。

が、
スーパーでは夜21時を過ぎるとアルコールは売ってくれません。ガーン

仕方なく、初日の夜は2倍以上の値でホテルのビール買いました。
倍だろうが3倍だろうが喉から手が出ますウシシ
瓶ビールの蓋はフロントのお兄さんが、
ボールペンのお尻でクイッくるくると開けてくれました。good job 合格



パリの2日間のうち、1日間は団体ツアーで
ヴェルサイユ宮殿と午後のセーヌ川クルーズ。
残り1日は、日中は自由行動で、夜は、
ツアー客貸切ルーヴル美術館夜間見学でした。

そして、
パリのアンダーグラウンドの洗礼を受けたのは、
親子2人で出掛けた、自由行動中のコンコルド広場にて。



正確には、オランジュリー美術館へ行く為に地下鉄駅から地上に出た所でした。
朝9時頃。
私達親子2人の周りには他に誰も居ませんでしたので、
広場の中央に建つオベリスクや
少し離れて見えるエッフェル塔や
凱旋門などの景色を楽しみながら歩いていると…


前方の、もう一つの地下鉄出口の階段下から
競歩の様な早足で近づいてくる若者集団びっくり
7〜8人は居たでしょうか。
子どもも混じっています。皆、小綺麗とは言えない格好。
私達は完全にロックオンされ、
距離にして後10m弱の所まで迫られました。

彼らに囲まれたら、
チェーンをかけてしまってある携帯も財布もバッグごと盗られてしまうガーンビックリマークあせる
そう思って、
歩道を離れ広場中央へ向かって走って逃げよう
と、覚悟した瞬間ビックリマーク

蜘蛛の子を散らした様に踵を返して
大慌てで、
彼らは出てきた地下鉄出口へ逃げて行きました。

キョロキョロ!?キョロキョロ!?どうした、何があった、
と思う間もなく
私たち親子の後ろからスイーーーーッと、
パリ警察のローラーブレード部隊が〜キラキラ

ありがたやありがたやグリーンハートラブ

この様な方々↓(ネットから画像拝借)

あのスリ集団は、常習だろうから
警察にマークされていたのかも知れませんね。
パリにしたら日常茶飯事なので
毎日こういう光景が繰り広げられているんだろうけど、
助けられた私達としては
神!
かと思いましたよ流れ星


しかし、
スリ集団が出てきた地下鉄出口を後から覗いたら、
一方通行な自動ドアになっていて、一回出たら戻れない出口になってた。
彼等も失敗した時の事を考えて、自動ドアを開かせておく係を配置していたんだろう。。
しっかり「仕事」してる。。。


それから、私達は大きな買い物をするつもりなくパリに来たので、
小金以外はホテルのセキュリティボックスへ保管して出歩いていたのですが、
ツアー添乗員さんのアドバイスにより、予め
セキュリティボックスに入れた物全ての写真を撮って(お札も1枚1枚全部広げて)、
もし万が一の時の証拠となる様にしました。

ちゃんとしたホテルならそこまでしなくても、、と思いますが、
色んな国を旅した添乗員さんの言葉は重い。

その人の「パリ歩きは特に注意!」の教えを
何度も何度も何度も聞いていたからこそ、
囲まれそうになった時
とにかく大声で叫んで逃げるのだという心構えが
(幸いにも不発でしたが)発動したのですから。

ちなみに、
ムスメは、昨年、友達とミラノ旅行をした時に
隣り合わせに座った親切そうな女二人連れと喋っている間に、
膝の上に乗せてあるファスナー付きのカバンを開けられて財布を盗られたそう。
直ぐに気が付いて、
威圧的な鬼の形相で大声で「財布返せドンッ
と怒鳴ったら、財布を足元の床に落として
逃げたそう。

これを機に、
日本人、怒らない叫ばないは、嘘よーーん。
という情報が行き渡るのを切に願います。