ローカル線の今後 | 森の旅人のブログ

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日本全国のローカル線は、利用客の減少で経営か゛大変厳しいそうです。

また、車社会なので、日本全国のローカル線は、今後、「移動手段が目的」の利用客を増やすのは、相当難しいと思います。

私は、「JR九州のローカル線」と、京都の「嵯峨野観光鉄道」には、今後の「日本全国のローカル線の活性化、地方経済活性化」のヒント、参考になるものがあるなあと、思います。

九州では、マイカー利用者が多く、JR九州のローカル線を利用する人は少なかったそうです。

JR九州て゛は、利用者の少ないローカル線に、観光列車を走らせ、ローカル線は「移動手段」ではなく、「観光列車に乗るのが、観光の目的」の戦略をしたそうです。

JR九州では、利用者の少ないローカル線に、
「A列車で行こう」、「あそぼーい」、「海幸山幸」、「いさぶろう・しんぺい」、「隼人の風」、「なのはなDX」などの、「楽しい観光列車に乗るのが、観光の目的」の、観光列車を走らせたそうです。

JR九州のローカル線の「観光列車に乗るのが、観光の目的」の、観光列車の利用客が増えたそうです。

テレビで、「あそぼーい」を利用したお客さんが、
「また、この列車で帰りたい」
と、言っていました。

JR九州のローカル線には、たくさんの観光列車が走っているそうです。

JR九州のローカル線の沿線の住民の方は、ローカル線に好印象を持っていて、JR九州のローカル線では、列車が通ると、あちこちで、住民の方が、列車に向かって、手を振る光景が見られるそうです。

JR九州のローカル線の観光列車は、古い列車を改造した車両だそうです。

京都の、「嵯峨野観光鉄道」は、目指すは、「テーマパーク」だそうです。

「嵯峨野観光鉄道」を訪れたお客さんが、ディズニーランドを訪れたお客さんのように、
「また、訪れてみたい」という鉄道になる、
「テーマパーク」
が目標だそうです。

嵯峨野観光鉄道は、1990年に開業した当時は、「3年で潰れる」
と、言われていたそうです。

嵯峨野観光鉄道では、お客さんが楽しめるように、桜の木を植え、列車からは、桜のトンネルにしたそうです。

嵯峨野観光鉄道の列車では、車掌さんが車内で歌を歌ったりしているそうですが、時には、お客さんから、
「へただ。」
と、言われることもあるそうですが、車掌さんは、がんばっているそうです。

嵯峨野観光鉄道の終着駅では、社員の方が、手品を披露しているそうです。

嵯峨野観光鉄道の終着駅では、日本最大級の「Nゲージのジオラマ」があるそうです。

嵯峨野観光鉄道の戦略は、
1.テーマパーク
2.おもてなし
3.お客さんに、あきのないように、また、次も来てもらうように、次の戦略をしていく
4.アクセス

私は、ローカル線の今後の戦略は、「移動手段」としてのローカル線ではなく、
「観光鉄道に乗るのが、観光の目的」
「観光鉄道化」
「テーマパーク化」
だと思います。

「この鉄道に乗ると、こんな楽しい所がある」
「このローカル線の観光列車には、こんな楽しいことがある」
「このローカル線の駅には、こんな楽しいことがある」
「車で利用するよりも、観光列車を利用したほうが、楽しい所が見られる。」
というように、ローカル線は、「移動手段」ではなく、
「観光鉄道に乗るのが観光の目的」
「観光鉄道化」
「テーマパーク化」
です。

ローカル線の今後は、遊園地のような楽しさ、「テーマパーク化」で、ローカル線の戦略が良いなあと、思います。

今は、「子鉄、ママ鉄、鉄子」ブームです。

子鉄ブームなので、ローカル線が「遊園地のような楽しいテーマパーク」だと、子鉄さんは、
「ローカル線の、○○鉄道に乗りたい」
というようになり、遊園地に行かず、ファミリーで、○○鉄道のローカル線に乗りに行くようになると思います。

ローカル線の「テーマパーク化」で、利用客が増え、ローカル線沿線で、お客さんがお金を使い、ローカル線の沿線の「地方経済活性化」になると思います。

ローカル線の日本の田舎の原風景自体が、「観光資源」、「テーマパーク」です。

ローカル線の日本の田舎の原風景自体が、「観光資源」、「テーマパーク」なのですから、これ以上、日本のローカル線は、廃線を増やしててはいけないと思います。

ローカル線が廃線になってしまうと、地方経済はさびれ、過疎化が一層加速してしまいます。

また、今後、ローカル線は、今までみたく、地方の「観光地がメイン」で、ローカル線は「観光地のおまけ」「観光地に行くための単なる交通機関」「観光地で、でてくる最後のほうの脇役」「移動手段」であってはいけないと思います。

今まて゛のように、ローカル線が「観光地のおまけ」としての「移動手段」で、でてくると、今後も、車社会に負けてしまいます。

○○県の観光地といえば、「○○鉄道」、「○○神社」、「○○城」、「○○温泉」というように、ローカル線が先に「観光地のメイン」にでてきて、ローカル線の鉄道が、「テーマパーク」してほしいなあと、思います。

「○○県に観光に行ったら、○○鉄道に乗ろう」
というような、ローカル線の、「テーマパーク化」です。

今、ハイキングブームで、私は、ローカル線の駅周辺には、駅から近くて歩いて行ける、「日帰り温泉」が、あったほうが良いと思います。