MemCalcの例題で新しいGHAの実装を検証する その1 | 日曜開発者のブログ

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日曜プログラマーが自作ソフトを細々と公開していくブログです。一般化調和解析(GHA)を応用したノイズ除去ソフトを公開しました。

(6月7日に修正しました)

『最大エントロピー法による時系列解析 ☆〔第2版〕☆ ― MemCalcの理論と実際』 に掲載されている計算例題を使って、新しいGHA実装の精度検証をしています。

今回の例題である計算例6番の入力波形は次式で与えられます。ただし、雑音成分は入れていません。

入力データ
Δt=0.1秒です。
データの入力画面は下のようになります。
以下の例では解析時間を1000秒に設定しています。

入力


解析区間1000秒の場合は次の解析結果になります。


結果

解析区間100秒の場合は次の解析結果になります。


T=100

解析区間50秒の場合は次の解析結果になります。

T=50


解析区間25秒の場合は次の解析結果になります。

T=25


解析区間24秒の場合は次の解析結果になります。
成分の分離にどうやら失敗しています。
まだ最適化ルーチンに問題がありそうです。

T=24