乙武騒動追記 | 壁の穴強盗団

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先のエントリーで触れた乙武さんの入店拒否騒動、ご本人が状況説明されてますね。

車いすで入店拒否された乙武さん、ブログに説明文を掲載 ネット上で賛否
 「車いすだからと入店拒否された」。乙武さんのツイートをきっかけにネット上では大きな騒動に発展してい..........≪続きを読む≫
色々と勢い余ってしまった部分があった事を反省されていますが、覆水盆に返らず。でもまぁ、世は事もナシといったところでしょう。

乙武さんが体験された「刺々しい扉のまえで門前払いをされたような、とてもさみしい気持ち」にさせられる事は銀座ではよくある事でしょう。

何処とは言わないけど、銀座の児童図書を扱っている書店は古いビルで客層もハイソな感じの方が多く、ウチの子のような粗野な子供をベビーカーに乗せて突入するにはちょっと気が引ける感じだし、家族連れでゆったり座れるレストランなどもあまり見つからない。

やっぱり「銀座」はそういう街なんでしょう。件の店長が言ったであろう「これがうちのスタイルなんで」というセリフは、そのお店がある"銀座"という街のスタイルを指している気がします。店になにか特別なサービスを望むなら、予約の時点で一言添えるスマートさを要求する街。客に対してある一定のレべルを求める街。それが「銀座」における常識なんだと思う。

自分は京都の事はよく知らないのだが、ぶぶ漬けの話など京都でも同じ様な「客をしょんぼりさせる」対応の話を良く聞く。その街が持つ気位の高さが、今回の騒動の根底にはある気がします。

ところで、乙武さんの状況説明において注目すべきはその「自己開示」能力。
ハンパ無いですね。

どんなことでも「明け透け」られる強さというのは、憧れるものです。