今、『ウィトゲンシュタインの愛人』という本を読んでいる。
また、並行して、『ドイツ・ルネサンスの画家たち』という本も。
いずれも、図書館で借りた本。
断片的な文章のつづられ、様々な固有名詞が偶然的に出て、それを自問し、行きつ戻りつしながら、独り言のようなタッチで、ウィトゲンシュタインの愛人は転回していく。何とも言えない、ぎこちない、居心地が悪い感じがあるが、人の思考って、こんな感じかなとも思う。断片的な部分の集まり。決して、それは統合的なものでなく、バラバラな感じ。そういう世界観が僕は好きなのかもしれない。
もう一方のほうは、主に16世紀前後が中心のような感じ。そこを駆け抜けた人として、ベースに、マルティン・ルターとデジリウス・エラスムスがある。だいたい500年くらい前に一つのピークがあるような。言わずと知れた「宗教改革」。ルターを敬愛した画家といってもいい、クラーナハとデューラー。とても知的刺激がそそられる。