この世のすべては変化してる。


形あるものは生まれては消え、消えては生まれる。


形あるものは変化する。


この変化するものの根底には不変の実在がある。


不変の実在が、あらゆる形に変化し、形となったあとも変化しつづける。


形あるものにだけ目を奪われれば、生成と消滅がある。


たとえば人間は身体だと考えれば、そこには離別や死があるけれども、人間は神であり、神が人間化して現れたものであると知っていれば、離別も死もあり得ない。


それは形の変化にすぎず、本質は不変の実在であり、時間も空間もなく、すべては渾然一体となって脈動する光の海だから。


神は不変であり、普遍であり、あらゆる形態に変化する。


すべては神であり、自分も肉体も神。


永遠、無限の生命。


この中に安らぎがあり、愛があり、すべてがある。


いつでも今この瞬間、このことを思い出し、一つになることができる。


このことがどれほど素晴らしいだろう。