敬うということ

遅まきにして

敬う尊敬って何か?

尊厳、

尊重って何か?

考えさせられている。

 

パン工房で女性7人で働く

皆、素早く無駄なくススっと動き

仕事がきれいに回っていく

 

美しいな、と思う

 

涼しい目元、真剣なまなざし、

絶妙な動き、コンビネーション…

 

それは私の胸を軽く締め付けた

 

今までこんな空気感で仕事をしていたことがあるだろうか…

 

彼女たちが日々美しく働くこの場所自体が最大限に

尊重されるべき、と

いいことをしていると思って

勝手に片づけしたり

物を整理している自分が

アウトな行為だと思ったのだ…

 

片づけていいですか?

拭いてもいいですか?

 

それは最大のリスペクト

 

新参者の私が勝手にやっていいことではない

 

「押しつけ」と「親切」と「心遣い」は違う。

 

高圧的な心の動きに非常に反省した。

 

 

 

自分は彼女たちのように仕事に全力を尽くしても

集中してもいない

 

どこかこの仕事に対して心の中で反発している

 

今までぬくぬくと生活してきた癖が抜けないのだ。

 

 

どこまでも「私」が抜けない

 

 

彼女たちのように同じ空気感で仕事ができる日が来るのだろうか?

 

この空間で一体になって働ける日が来るのだろうか?

 

 

「その行為に身を尽くす」姿勢が

 

身につくまでが当面の修行だと思う。

 

自分を差し出す

 

身を尽くす

 

その態度ができるようになった日は

 

すこし何かが違ってくるかもしれない。