先日こんな記事を見た。
ある男性が屠殺場に勤めている。
毎日生き物の命を殺し,
肉にしている。
その仕事を好きにはなれなかった。
自分の仕事について
自分の子どもに胸を張ることは出来なかった。
ある日、ある女の子が大切に育ててきた
みいちゃんという牛が運ばれてくることになった。
みいちゃんは家の事情のために
売られなければならなかった。
「ごめんよう、ごめんよう、」と
女の子は毎日みいちゃんに謝った。
その話を知って、
男性はやはりこの仕事をやめようと思った。
もう、屠殺するのは嫌だ。
ところがその男性の息子が
「心無い人に殺されてはその牛が可哀想だ
お父さんが屠殺してあげて。」といった。
仕方なしにその男性はその日、仕事に行った。
そして、みいちゃんの急所が外れないように
苦しまなくて良いように
「大人しくしてくれや」
と頼んだ。
牛は急に大人しくなって、苦しまずに逝った。
男性は女の子の家に
少しのみいちゃんの肉を持って行った
女の子は泣いて食べたがらなかった
だけど、じいちゃんがみいちゃんに
「お前ば食べなければみいちゃんが可哀想だ食べてやれ」
といった。
女の子も泣きながら「美味しか」といって食べた。
命を差し出す。
屠る。
それを引き受ける勇気。
生命への感謝。
愛。
最大の愛をみいちゃんから教えてもらった。