生まれは約3600グラム。安産。

 

おっぱいもよく飲み、

 

見かけは非常に元気で、、

 

というより桁外れに生命力が強いタイプにに見えた。

 

よく寝て、あまり泣かない、世話のかからぬ赤ちゃんだった。

 

しかし、やはり目がくるくるいつも大きく回っている。

 

止まることなくずっとぐるぐる回り続けている。

 

これはヤバい。

 

もしかしたら、、、、

 

モヤモヤ、嫌な気持ちが湧いてきて、

 

どこかへ、この嫌な気持ちをうち捨てるところがあったらと

 

もしかして、この赤ちゃんは病院で間違えて、

 

本当は別の子だったんですよ!

 

ということのならないか、なんて妄想までしていた。

 

しかし、現実は現実。

 

何も変わることなく、

 

これは受け入れざらるを得ぬ事態だった。

 

自分の未来の行く末も

 

娘のこれからの未来も

 

そして、この白目をむく子どもの未来は??

 

ますます

 

未来へのとりとめもない不安が

 

空気圧となって圧迫してくる。

 

しかし、どこかで自分のこの子の未来を

 

信じる小さな希望は持てていた。

 

まだ、全ては決まったわけではない。

 

どうになるかは

 

まだわからない。。

 

未定という言葉の不確かさが

 

私にとってかすかな希望であった。

 

だから、忘れることもできた。その不安を。

 

時々、不安を事実を自覚すると

 

頭がシュワ~とショートしそうになる。

 

私はその時、現実を見ない術を身につけてしまった。

 

自分にとって都合が悪い事態になったとき

 

何も感じなくていい、、

 

そんな自己暗示をかけるようになっていた。