ピアノのこと | シャイン☆カラダもココロも元気に♪

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山本晃子(Yamamoto Akiko)のブログです

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シャインの会

明日は娘達のピアノ発表会

長女は未だにまともに弾けていません

昨日も軽く1回練習したのみ

今日は練習するつもりなのか、分からない

 

本番を明日に控え、ここまで練習しないとは

どういう心境なんでしょ?

 

本番だけは上手く弾けると思っているのか

それとも、今晩あたり泣き始めるのか

 

 

明日、私はCOCOemi 誕生会に参加するのでピアノの発表会は見れません

後でじっくりビデオで楽しませてもらおう

 

長女がその場で泣き出さなければいいがと心配もしています

それはそれでいいか

 

その後、やめると言い出すか、頑張ろうとするか

なるようになるでしょう

 

 

 

ところで、私自身、子どもの頃ピアノを習っていました

小学1年生から高校1年生まで10年間

 

去年までの娘のピアノの発表会には参加させてもらっていました

娘と連弾したり、生徒さんたちが歌ったり、リコーダーを吹いたりするコーナーの演奏をさせてもらったり

 

こう書くと、私がピアノが上手だと思われそうですが、謙遜する訳ではなく下手です

 

誤解されないようにぶっちゃけておきますが、私は長女に負けず劣らずピアノの練習をしない子どもでした

それでも、発表会前くらいは練習したし、最低暗譜はしてましたけど

 

そんな私が何故10年間もレッスンを続けたかと言うと、先生が優しかったから

練習しなくても怒られなかったし、レッスン後に必ず先生手作りのおやつを頂けたんです

それが楽しみで、それにピアノが嫌いではなかったし、辞める理由がなかったのです

 

そんなこんなで、バイエルを終わらせるのに6年間かけ、ツェルニー、ブルグミュラー、ソナチネ、ソナタくらいやりました

結局、ソナタを数曲弾いて辞めました

 

高校生になり、ピアノを趣味で習っているのが私だけだと気付いたんです

他のピアノをやっている子たちは、音大志望だったり、将来必要だからやっていたんです

 

そのことに気づいた時、毎月親から月謝を払ってもらっているのが申し訳なくなりました

そして、親にも相談せず、勝手にピアノをやめました

 

 

今、親に最も感謝している事は、練習もしない私に文句も言わずピアノを習わせてくれたことです

 

決して上手ではないけれど、今でもピアノを弾く時間は私の癒しの時間です

 

少し前の話ですが、娘のピアノ発表会で少し弾かせて頂いた時に、他の教室の先生が私に話しかけてくれました

「あなた、かなり長くピアノを習っていたでしょう?」と

 

本当に簡単な伴奏だったし、ミスしたし、お世辞にも上手には聴こえなかったはず

 

そう言われてびっくりして、「いえいえ、長く習っていただけで全く練習しなかったので上手じゃないんです!」とお答えしました

 

 

その時の会話の詳細は覚えていないけれど、その先生がおっしゃるには、

 

 ピアノは集中して練習すれば短期間でテクニックが身につく

 しかし、長い期間ピアノと触れ合うことでしか身につかないこともある

 

そういう内容だったと思います

 

確かに、私の演奏を上手だと褒めてくれた訳ではありません

しかし、下手なりにも長くピアノと付き合ったお陰で何かしらを得ていたのだと思います

 

ピアノが生活する上で役に立っている訳ではありませんが、ピアノを習ったことが無意味ではなかったのだと思います

 

私が音楽を楽しんでいること

ピアノが好きって思っていること

 

そんなことを感じてくださって、お声かけ頂いたのかなと思うと本当に嬉しかったです

 

演奏が上手だって言われるより嬉しかったです

 

 

 

娘達にもピアノは楽しいと思ってもらいたいです

 

私は娘達に、バイエルが終われば、辞めたければ辞めていいと言っています

 

長女がバイエルを終えたとき、

「ピアノは好きだけど、練習はしたくない。練習しなくていいならピアノを習う。」

と言いました

 

長女ほどじゃないにしても、私も練習してこなかったし、そんな私に親は文句も言わず月謝を払ってくれたので、娘にピアノを続ける事を勧めました

 

そして今に至っている訳ですが・・・・・

 

やっぱり発表会前くらいは練習すると思っていたんですよ

 

なのに、なのに・・・・

 

 

ま、なるようになる

 

彼女が辞めるって言い出すまで、見守っていきましょう

 

彼女の心にも何かが残ってくれる事を願いつつ