湯布院へ ~シャガールの思い出~ | シャイン☆カラダもココロも元気に♪

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これは1ヶ月近く前の話
 
下書きしておいて、すっかり忘れていました
今更な感じではあるけれど、せっかくなのでアップ!
 
 
家族で湯布院に行ってきました
今回、私が行きたかったのは、マルク・シャガール美術館
 
美術館の中にあるカフェ・ラ・リューシュでお茶したかったんです
朝9時のオープン前にすでに何組かの行列ができていました
予約されている人も多かったようですが、無事に入れて紅茶を頂きました
広い窓から金鱗湖が見えて、とってもいい雰囲気
ゆっくりと時間が流れているようで、横でガチャガチャしている娘達がいても、その場の空気を満喫できました
 
お茶した後は、シャガール美術館へ
小さなかわいい美術館でした
 
 
 
 
美術館の感想、それだけ?
って思いますよね?
 
行きたいって言ってた割にはシャガールに詳しい訳でもないので、感想を求められてもなー
 
 
では、何故この美術館に行きたかったのか?
カフェに行きたかったのはもちろんですが、シャガールにはちょっとした思い出があるんです
 
私は決して美術通でもないし、絵画が好きな訳でもない
シャガールが特別好きな訳でもない
 
 
私が20歳だった時の話
ちょうど成人式を終えた頃、ちょっとお付き合いのあった女性の方(推定20代後半)から、成人のお祝いにとシャガールの絵を頂きました
もちろん複製画です
「私、シャガールの絵が好きなのよね。」と彼女は言われました
その当時、シャガールって何だろうって思いました
シャガールが画家の名前だと知ったのは後のこと
 
 
絵の良さなど分かるはずもない私でしたが、サラリと絵の贈り物をするなんて、なんて素敵な女性なんだと感激しました
教養のある彼女が格好よく見えて、私もあんな大人になりたいと思ったものです
 
今はその彼女とはお付き合いもないし、お名前すら覚えていないのですが、シャガールの絵を目にする度に、私は素敵な大人になれているのだろうかと自問します
 
あれからさらに20年以上も経つというのに、成長がない気がする・・・
 
 
そんなこんなで、シャガールと聞くと見ておこうと思ってしまうのです
今になってもその良さが分かりませんが、やはり私にとってシャガールは特別です
 
シャガールの絵を頂いてから数年後、フランス・ニースの国立シャガール美術館にも行きました
美術館に行って絵画を観るなんて素敵な大人がやること、だなんて思ってました
 
フランスまで行って、パリのルーヴル美術館に行かず、シャガール美術館に行った私
ニースの街中からちょっと遠くてバスに乗って行った記憶があります
とっても明るくて素敵な美術館でしたが、迷って行き着いたので、疲れたという印象しか残ってません
肝心な絵に対する記憶がない
何を観たのか?
 
素敵な大人のフリをしようとしても、中身が伴ってないんですよね・・・
基本的に今もあの頃と変わってない気もします
 
 
さて、次に行きたいのは、パリのオペラ座
そこにはシャガールが描いた天井画「夢の花束」があるそうです
この実物を是非観てみたい
 
芸術的なセンスを持ち合わせていない私ですが、素敵な大人になることを諦めたわけではありませんよ
人生まだまだ長いですから、文化や芸術も語れる素敵な大人にいつかはなりたい
 
パリのオペラ座に行く時までには、少しは中身も大人になれるように、もっと好奇心をもって行動し、見聞を広めていきたいです