しばらくWindows XP を使い続けたかったもう一つの理由は、
ソフトウェアの互換性の問題だ。
いままで使ってきたソフトがWindows 7 では動かないとか、
いちおう動くが不具合が出るとか、そういう面倒ごとは
避けたかったのだ。
旧PCの不調で仕方なくWindows 7 に移行したが、
やっぱり出てしまった互換性問題。
いちばん悩まされたのが、PowerPoint 2002 で
インライン変換ができないという問題だった。
まさかこんな問題が出るとはと笑ってしまった。
PC歴の浅い人は「インライン変換」という言葉さえ
聞いたことがないだろう。
日本語入力(漢字変換)をカーソル位置で行えるかどうか、
ということで、今はできるのが当り前だ。
あなたがブログ記事を書いているとき、書いている場所と
漢字変換がされる場所は同じだろう。
昔は必ずしもそれがうまくいかず、「漢字変換は
別のウィンドウで」なんてことがあったのだ。
PC実用化黎明期に頻出した問題なんだが、まさか
そんな大昔のトラブルに見舞われることになるとは。
Windows7 上のPowerPoint 2002 で日本語入力をしようとすると、
画面の左上すみに入力ウィンドウが開き、
漢字変換作業はそこでしないといけなくなった。
これはやりにくい。
20インチディスプレイだと、視線の移動がかなり大きい。
うっとうしくてやってられない。
「PowerPoint 2002」は、Windows 7 での動作が
保証されているのだが、それでいてこれか‥‥。
当然アップデートはした。
サービスパック以外の関係なさそうなのまで含めて、
提供されているパッチはすべてあてた。
そしていろいろ調べたが、どうしても解決できない。
PowerPoint 2010にアップグレードするか?
しかし、それだけではすまないかも?
バージョン違いのオフィスソフトが混在できるか不明だし、
できてもトラブルの元だ。
オフィス全部アップグレードすると、
けっこう高くついてしまう。
いっそ、オープンオフィス?
しかしそれもトラブルの元だ。
パワーポイントとの互換性は当然ながら完全ではなく、
今まで作ってきたデータがきちんと動作するとは限らない。
(実はパワーポイントの上位バージョンですら危ない)
ふと思った。
ATOKに変えてみようか。
Windows 7 では、標準搭載のMS-IMEを使っていた。
使いにくければATOKに変えるつもりでいたが、
意外とだいじょうぶなのでそのままになっていたのだ。
ふつう考えれば、サードパーティ製のほうが問題が
起きやすいのだが、無料体験版があるので、
ダメモトでやってみた。
すると、問題解決。
インライン変換ができるようになった。
いや、普通になったということだけれども。
純正IMEのくせに自社製ソフトでトラブルを起こすとは。
だめじゃん、MS-IME。
偉いぞ、ATOK。