なんだかぼんやりとすごしてしまう。
シャムが死んで、やることが一気に減った。
トラ猫トラニャがやたらに甘えてくる。
シャムが死んで寂しいというより、
ここのところシャムにかかりきりだったことの
反動だろう。
そうだ、埋め合わせをする約束だった。
トラニャはわたしを独り占めしてご満悦だ。
ごめんよ、今まで寂しかったね‥‥
これからはふたりきりだよ。
もっとずっと仲良くしようね。
何にも手につかず、天井をあおぐ。
家の中でのシャムの存在が大きかったことを
改めて感じる。
シャムはもういない。