いきなり猫三匹と暮らす -44ページ目

いきなり猫三匹と暮らす

突如襲来した怪生物と犬好きのハートフルコメディ

 

トラ猫トラニャともっと遊んでやればよかった。
もっといっしょにいてやればよかった。

 

今さら言ってもどうしようもない、
何の役にも誰の役にもたたない繰り言だけれど、
どうしても頭に浮かんでくる。

 

反省として意味のあることとしては、
病気への対応が遅れたことだろう。

腎不全が発覚したときの対応の遅れは

歯がみする情けなさだ。
 

食欲不振に気づいた時点で、すみやかに
病院に連れて行くべきだった。

 

本当に幸いなことにギリギリ間に合いはした。
実に危なかった。
病院に連れて行って、腎不全の診断が出て、
病院から帰るとまっすぐ歩けなくなっていた。

 

前日まで膝の上に飛び乗って甘えてきていたので
深刻な状態とはまったく思っていなかったのだ。
病状の急変ぶりに慄然とした。

 

その日から毎日病院通いが続いたが、
最初の2、3日は症状が悪化し続けた。
その後、みるみる良くなって、
再び走ったり跳んだりできるようになった。

 

おそらく非常に危ないタイミングだった。
歩けなくなってから慌てて連れて行ったとしたら
間に合わなかったのではないだろうか。
もしそうなったらわたしは自分を許せなかったろう。

 

老猫は体力の余裕が小さく、あっという間に悪化する。
少しの変調でも即座に対応しなければならない。


その教訓は最後に活かすことができたかもしれない。