そして、ときどき机の下の暗がりから
ニュッと手を伸ばしてくる。
構ってほしいのか、
ただ私の手の動きに反応しただけか。
分からないが
そのあまりのかわいさにドキリとする。
何を隠そう、わたしは猫の手が好きだ。
特にシマシマの手は大好きだ。
トラニャはそんなことを知るはずもない。
ただ、こいつは天才かとときどき思う。
頭は間違いなく悪い。
かなり悪い。
けど、思いがけないかわいさを
煌めかせることにかけては、
飛び抜けている。
クロもシャムも、言うまでもなく
とてもかわいかったけれど、
こんな目のくらむようなまぶしさはなかった。
手を爪で切り裂かれて痛いときもあるが、
余裕で許せる。
ちょっと必死(笑)
