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いきなり猫三匹と暮らす

突如襲来した怪生物と犬好きのハートフルコメディ

出張中あずかってもらっていた
トラ猫トラニャを迎えに行ってきた。

助手のお姉さんに抱えられて来た
トラニャは、きょときょと目が泳いでた。
熟睡中だったらしい。

トラニャ、迎えに来たよ!
ごめんね--

そう声をかけても、なんだか
ぼんやり戸惑った様子でいる。
ちょっと不思議そうな調子で
小さくニャアと鳴いた。

預けた初日はご飯を食べなかったが、
2日目からすこし落ち着いたらしい。
それにしても不安だったろう。
ごめんよ、トラニャ--

バスケットに入れて、
家まで歩いて帰る途中
トラニャは鳴き続けていた。

家に帰ってバスケットから出すと、
トラニャはおぼつかなげに
奥に向かって歩き出し、
半分くらい行った後、
トイレにかけていった。

ずいぶん長いあいだ用を足していた。
病院では落ち着けなかったのだろう。

抱っこしてなでてもゴロゴロ言わない。
膝から降ろすと、まだ落ちつかなげに
家中をうろうろする。

しばらく放っておくことにして、
PCに向かっていると、
いきなり膝に飛び乗ってきた。

ごめんよ、悪かったね
そう言いながらなでると、
トラニャはようやく
ゴロゴロのどを鳴らし始めた。

いきなり猫三匹と暮らす