トラ猫は口内炎 | いきなり猫三匹と暮らす

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突如襲来した怪生物と犬好きのハートフルコメディ

トラ猫トラニャは口内炎にここ数年来悩まされてきている。

猫の口内炎は、人間のそれよりずっと怖い。

衰弱して死んでしまう可能性があるのだ。

シャムについても、トラニャについても何度か死の恐怖をおぼえた。

 

薬はあまり効かない。

効いたと感じられたのはプレドニンだけだが、副作用が強い。

最も効果的な処置は抜歯手術である。

歯の根元が病原菌の繁殖源なので、

それを取り除くことに大きな意味があるのだ。

 

シャムはこれで劇的に改善した。

トラニャもかなりよくなった。

 

ただし、抜歯手術は簡単ではない。

健康な歯を抜くのは体に負担をかける。

口内炎が悪化して、歯がぐらぐらになってから抜くと、

負担は多少マシになる。

 

トラニャは口内炎の進行に対応して何度か抜歯をして、

今残っている歯は下あごの犬歯2本だけだ。

(猫でも犬歯)

 

犬歯は根が深く、抜くのは困難だ。

特に下あごは難しいそうだ。

無理に抜くとあごを砕いてしまうという。

 

抜歯手術を繰り返したことで、トラニャもだいぶよくなったのだが、

腎不全で体力が低下したためにまた悪化したようだ。

 

いまはプレドニンで抑えて、おかげで食べられる量が増えた。

ただ、エイズもちのトラニャにはプレドニンの副作用で

エイズを発症するリスクがある。

 

エイズを発症するリスクと、食べられずに衰弱死するリスク

 

綱渡りでも慎重に様子を見ながら渡るしかない。

ほかに道がない以上は。