トラ猫と口内炎 | いきなり猫三匹と暮らす

いきなり猫三匹と暮らす

突如襲来した怪生物と犬好きのハートフルコメディ

トラ猫トラニャはいま口内炎で病院通いだ。
猫の口内炎は、人間の場合と違ってなかなか恐い病気だ。

シャムの場合も、口内炎で大きく体力を消耗したことが、
後の死につながったような気がする。
全抜歯手術の決断が遅れたことが今も悔やまれる。

口内炎でまず困るのが、食べられなくなることだ。
食べられないと、体力がなくなるのはもちろん、
薬を飲ませるのが難しくなる。

口を開かせて錠剤をノドの奥に放り込むことができれば
いいのだけれど、口が痛いときに口を開かせて
じっとさせておくのは非常に難しい。

ドライフードは、患部に当たって痛いようなので、
柔らかいフードにかえて食べされていたが、
だんだん食べられるものが少なくなってきた。

ふだんからビビリでヘタレのトラニャ、
痛みにはとっても弱い。
いちど痛い思いをすると、その食べ物は痛い、と
思ってしまうらしく、同じものを出しても
口を付けなくなってしまう。

粉薬をまぜて与えていたのだが、
ついに粉薬のにおいそのものが痛みと
結びついてしまい、粉薬が混ざっていると
食べなくなってしまった。

こうなると悪循環だ。
食べない、薬が摂れない、症状が悪化する、
痛くて食べられないものが増える、
さらに薬が摂れず、また症状が悪化する。

ついにトラニャは、ほとんど全く食べられなくなった。
トラニャの体重はどんどん減っていった。

そうなると注射しかないのだが、
毎日通うのは難しいし、
動物病院に行くこと自体がトラニャのとって
ひどいストレスなので、
そのストレスがまた病気に悪い影響を与えそうだ‥‥

--臆病なトラニャは、診察台でブルブル震える

いろいろ試した末、
小さい錠剤をピルカッターで切って
バターを塗り、それをオブラートに包んで
さらにマスカルポーネチーズの中に混ぜ込んで
なめさせることで、なんとか薬を摂らせることができた。

おかげで症状はまもなく改善し、
トラニャはまた食べられるようになった。
今までの文を取り戻すかのように、
モリモリ食べる。

こんどはまた食べ過ぎに注意しないといけないが
しばらくは気にしないでおこう。

トラニャ、たんとお食べ!