猫は、ほ乳類の中では珍しく甘みを感じない
そうである。
遺伝子分析によって、砂糖のために機能する味覚受容体
を猫が持っていないことが分かっているということだ。
甘みを感じないなら、甘いものをまずいとも思わないはずだ。
ということで、シャムの食事のカロリーアップのために
糖質を入れてみることにした。
砂糖で良いのだろうだけれど、「夢の糖」といわれる
トレハロースを使ってみることにした。
まぁ、たまたま持っていたからだけなんだけど。
トレハロースは二糖類の一つで、健康について特別な効能が
あるわけではないと承知しつつ、ちょっと縁起をかついだ
感じだ。
猫缶肉にトレハロースを少し混ぜて与えてみた。
シャムは、まるで気にせずバクバク食べる。
成功だ。人間の感覚からすると、砂糖のかかった肉なんて
ぞっとするが、猫にとっては味のしない粉にすぎない。
味がしない粉が大量にかかっていても迷惑だろうけど、
トレハロースは水によく溶けるので、
肉にけっこうしみこんでくれる。
その次からは量を増やした。
(と言っても、小さじ一杯強くらい)
消化は、まちがいなく良いはずだ。
ブドウ糖が二つ結合しただけの糖だから。
ブドウ糖はさらにいいだろうが、
血糖値をはやく上げすぎる欠点がある。
少しでも効果があったらいいのだけれど‥‥。