シャムが膝に来るようになって、ちょっと
困ったかな、と思うことがあった。
クロにかわいそうなことになるかもしれない、
ということだ。
それまで、いちおう甘えバランスがとれていた。
シャム ベッドでだけ甘える
トラニャ 膝でだけ甘える
クロ ベッドと膝の両方で甘える(ただし2番手として)。
これからシャムが膝でも甘えるようになると、
クロの甘える機会が減ってしまうことになる。
シャムは年寄りだし、今までガマンしたぶん
優先的に甘えさせてやりたい気はするが、
そういう機微がクロに分かるとも思えない。
どうしようか、と思っていたら、
シャムが解決してくれた。
シャムのベッドでの甘え方が以前より控え目に
なったのである。
これまでシャムはベッドで一番甘えられる立場に
かなりこだわっていた。
ベッドは愛の戦場!
それが、膝に来るようになってから、
クロが一番に甘えていても許すように
なったのだ。
--自分は膝でも甘えるようになったから、ベッドでは
もう少しクロに譲ってあげよう。
そんな風に考えたかどうかは分からないが、
あたかもそのように振る舞っている。
クロはそれをいいことに、ベッドでわたしに
つねに密着して甘えるようになった。
シャムが先にくっついていても割込んでくるし、
割り込めないときにはシャムとわたしの上に乗って、
とにかくくっついてゴロゴロ甘えるのである。