超仲良しの2匹なんだけど‥‥
人間関係は大変だというが、猫関係もそれなりに
気を遣うもののようだ。けっこう微妙なバランスの
上に成り立っている。
ここ数日、クロがずっとベッドでわたしにくっついていた。
ベッドではシャムが最優先のはずなんだけれど、
シャムが譲り続けていたわけだ。
シャムは、口内炎で薬を混ぜる必要があるから、
ここのところずっと肉をたくさんもらっている。
シャムにはそれが多少負い目に感じられていたようだ。
逆に、クロは美味しいものをもらえない分、
いっぱい可愛がってほしいというわけだ。
でも、シャムだって甘えたい。
クロは、膝の上で甘えている。
その上ベッドでも甘える、というのはちょっとズルイ。
一度や二度ならともかく、ずっとというのはズルイ。
シャムがそう考えたかどうかははっきりしないけれど、
昨夜はひさしぶりにシャムが甘えたがった。
わたしにくっついてクロがゴロゴロ甘えていたとき、
シャムは、自分の顔ををわたしの顔に押しつけて、
ぐりんっ、とひねり上げた。
うまく表現できないんだけれど、
いわゆるスリスリの強力版だ。
冗談じゃなく、わたしの頭が持ち上がりかけるくらい。
--わたしも甘えたいです!
--わたしも可愛がってほしいです!
--ずっとクロばっかりずるいです!
そういう強い気持ちが伝わっている、
力強すぎるスリスリだ。
シャムは負い目があって譲るが、実は甘えたい。
クロはシャムの優遇がうらやましくて甘える。
両方を満足させるのが飼い主の使命なのだが、
難しい‥‥。
トラニャはというと、ベッドで甘える資格が猫界で
認められていないので、争いの圏外だけど、
両方がうらやましいので、
時々たまらなくなって、ホニャーと走り回る。