左の写真は、昨年6月2日に撮ったもの。
この時点では、顔はほとんど真っ黒だ。
中央の写真は、7月13日撮影。
たった一月の間に、ずいぶん白いものが目立つようになった。
右の写真は8月5日のもの。
1か月もたたないうちに、さらにまた白髪が増えた。
シャムの衰えは、前々から感じていた。
ベッドに飛び上がるのに失敗したことさえある。
けれど、これは太ったせいもあるし、
目測を誤っただけかもしれないから、
そんなにショックではなかった。
こうして、あからさまに変わっていくところを見ると、
シャムが年老いていくのを否応なく感じさせられて、
とても辛かった。
猫は人間より寿命が短い。
猫にとっての一年と、人間にとっての一年は全く違う。
そんな当たり前のことがとても身にしみた。
シャムは元ノラで、しかも大人になってから
前の飼い主さんのところへ来たので、
はっきりと年齢が分からない。
そのときの獣医さんの推定で、3歳以上ということだった。
それから、13年。
若くて16歳。
もしかしたら、20歳近いかもしれないのだ。
ただ、こんなに急に顔つきが変わってしまったのは、
夏毛に生え替わったせいもあった。
今は冬毛なので、多少鼻面の色が黒くなっている。
けれど、額の色はさらに白くなった。
シャムと一緒にいられる時間はもうそんなに
残されていないかもしれない。
そういうことを、まざまざと見せつけられた気がした。
いつまでも生きることはできない。
それはもう当たり前すぎるのだけれど、
別れを意識しなければならないのはやはり悲しい。
もう少し一緒にいたい。
シャムはもう長生きの部類かもしれないけれど、
もう少し一緒にいたい。


